ピアニストの反田恭平(そりたきょうへい)さんは、黒縁メガネに長い髪を後ろで一つに束ねたヘアースタイルは、一見どこにでもいる普通の若者に見えるのですが、ひとたびピアノに触れるとその印象はガラリと変わります。
若干22歳ながら、「クラシック界を震撼させる才能」と称され、世界で注目を集めている新進気鋭のピアニスト。
ここでは、反田恭平さんがピアノを始めたきっかけや経歴の他、コンサートやCD情報についてまとめています。
目次
反田恭平コンサート情報
反田恭平さんのピアノリサイタルコンサート情報は、ツイッターが一番早く通知されるようです。
2019年の1月から2月にかけてのピアノコンサートは、前売りチケットがあっという間に完売してしまっていました。
2019年のコンサート
- 名古屋:愛知県芸術劇場コンサートホール
- 東京:オペラシティコンサートホール
- 兵庫県西宮市:兵庫県立芸術文化センター
- 福岡:アクロスシンフォニー
- 北海道:札幌コンサートホール
演奏曲
- F.ショパン:ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1
- F.ショパン:ノクターン第14番 嬰へ短調 作品48-2
- F.ショパン:幻想曲 作品49
- F.ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
- F.ショパン:マズルカ 第33番 ロ長調作品56-1
- F.ショパン:マズルカ 第34番 ハ長調作品56-2
- F.ショパン:マズルカ 第35番 ハ短調作品56-3
- F.ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58
2018年のコンサート
昨年は、夏にピアノリサイタルが行われました。
反町さんの公式ページではまだ、夏の予定はUPされていないのですが、今年も夏に帰国されるかもしれませんから、マメにチェックしておいてください。
今年の夏も軽井沢大賀ホールCLASSICSの開催決定!今回は中村紘子メモリアルと題して、8/13反田恭平、8/14小菅優の2公演のピアノ・リサイタルをお届けします。チケット発売は4/13(金)から!(東京フィルの出演はございません) pic.twitter.com/0b11Mzivia
— 東京フィルハーモニー交響楽団 (@tpo1911) 2018年3月26日
オフィシャルブログ内でもコンサート情報他、テレビ出演情報なども告知されています。
反田恭平さんプロフィール
- 生年月日:1994年9月1日生まれ
- 出身:北海道札幌市出身
- 血液型:AB型
- 学歴:桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部
- モスクワ音楽院
ピアノを始めたきっかけと経緯は?
反田恭平さんは、いわゆる幼い頃からピアノの英才教育を受けてきたわけではありません。
父はサラリーマン、母は主婦のいわゆる普通と言われる一般家庭に育ち、4歳の頃に音楽好きな母が弾いたエレクトーン「ミッキーマウス」を聴いて、簡単そうだと思って弾いてみたのが始まりだそうです。
瞬時に弾けたほど小さい頃から耳がよく、聞いただけで同じように弾けたので、ヤマハ音楽教室に入ったそうです。
とは言え、生まれた時は逆子で、心肺停止状態だったそうで、「僕は一度死んでいるんですよ」と語っています。
その教室では、和音の音程を当てる練習をしていたのですが、先生が叩く鍵盤を盗み見て、百発百中で音程を当てたそうです。
すると、先生が驚いて絶対音感を鍛えるという教室に入って好きなように引いていたそうです。
先生は、まだまだ大学を卒業してすぐ位の若い先生で、週1回30分のレッスンのうち、20分はお話みたいなレッスンで、しかも、基礎とかはあまり関係なく、好きなように弾かせてくれたことや、その先生に行かれてピアノが大好きになっていったそうです。
その先生は「なすび」にそっくりで、4、5年間はずっと「なすび」が先生だと思っていたそうです。
当時のことを反田恭平さんは以下のようにおっしゃっています。
まさか、ドラえもんやミッキーマウスの曲を弾いてた小さな子が、コンクールの本選で演奏したのですが、ラフマニノフのコンチェルトを弾くようになるとは思ってもなかったと思います。
なすび先生がいた音楽教室では、好きな曲もやらせてもらったし、ピアノを弾くだけではなく、リトミックがあったり、みんなで大きな舞台で白雪姫や裸の王様などミュージカルやオペレッタまでいろんな音楽体験をしました。根本的に音楽を楽しむという教室に入ったのが僕にとってとても良かったのかなとすごく思います。
出典:https://www.barks.jp/news/?id=1000130440
中学性になって、桐朋学園の仙川音楽教室に入ったそうですが、そこは、音楽家を目指す子供たちが入るところで、小学生のころにあまりにも基礎練習をしていない反田恭平さんは、かなり怒られたそうです。
そして本格的にピアノを基礎から始め、ピアノの専門の音楽高校に行きたいと言ったら、父親に行くことを許してもらえなかったそうです。
父親は、多くの音楽家は幼少期から英才教育を受けてないとダメだという考えがあったようで、その時、反田恭平さんは、父親に次のように言われたそうです。
「音楽高校に行きたかったら、中学校3年生までにコンクールで1位を取ってきなさい」
言われたのは、中2の9月。
片っ端からピアノコンクールに出場して1位を取ったそうで、父親もそれで渋々納得されたとか。
その後、桐朋の音楽科に進んで、
*2012年の高3の時に日本音楽コンクールで優勝。
男性では史上最年少で、他にも聴衆賞を含む4つの特別賞を受賞。
その後、東邦学園大学音楽部に入学
*2013年の大学1年の時に、日本音楽コンクールの時の優勝がきっかけで、9月にモスクワ音楽院に留学することになります。
そこから、反田恭平さんは、日本を代表するような、世界的なピアニストになっていかれるわけですが、日本でのデビューは、2015年7月の「リスト」というアルバムです。
2016年1月のサントリーホールのデビューリサイタルでは、新人では異例の2000席完売。
8月の3夜連続リサイタルも即日完売で、9月の追加公演も即日完売。
その時の動画がこちらです。
反田恭平さんのCD情報
「ラフマニノフ」は、反田恭平さんがロシア音楽に目覚めたきっかけになった音楽家なんだそうですよ。
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まとめと感想
ここでは、ピアニストの反田恭平(そりたきょうへい)さんについて、ピアノを始めたきっかけや経歴の他、コンサートやCD情報についてまとめてみました。
反田恭平さんの天才ぶりが伺える動画も発見しました!
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