苛性(カセイ)ソーダって何に使うの?普通に買える?

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カセイソーダ400トンを積んだタンカーが山口・周南市の沖合で浸水したというニュースが飛び込んできました。
乗組員の4名は、避難して無事だったとのことでホッとしています。
というのは、苛性ソーダとは水酸化ナトリウムの俗名で、強アルカリ性の化学物質で、誤った使い方をするととっても危険だからです。
苛性ソーダ01
製品として売られているものはメーカーさんによって形状が少しずつ違っていて、顆粒状やペレット状(ちょうど爪1枚分くらいの大きさ)の乾燥したものなので、真っ白い色で無臭です。
劇薬扱いなのですが、きちんと正しく扱えばそれほど危険なものではありません。
ただ、使い方を間違えたら大変です。
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一番怖いのが、加水されること

苛性ソーダ02
つまり、この乾燥したものに水が加わると煙を上げて一気に温度が上昇し、に100℃を軽く超えてしまいます。
また、皮膚に付着しようものなら、やけどではなく、弱酸性の私達の皮膚をあっという間に溶かしてしまうのです。
少し前にニュースで話題にのぼっていた、Tシャツでかぶれたという事件。
原因は、Tシャツのプリントの発色を良くするために使われていた前処理剤の成分が原因だったわけですが、この成分も強アルカリでした。

何の目的で使われるの?

代表的な使われ方は、単純なアルカリとして上水道・下水道や工業廃水の中和剤とされるほか、アルミニウムの原料であるアルミナ(酸化アルミニウム)を取り出すのにも使用されます。
身近なものとしては、パン、スナック菓子のプレッツェルの生地を水溶液に浸けて、表面のつや出しや食感改善にも利用されています。*ただし、高温 (170 °C 前後) で焼かれるため、炭酸ナトリウムに変化し製品には残りません。
なので、私達が薬局で購入できる苛性ソーダには、一番上の画像のように「食品添加物」と表記されていたりもします。
そしてこの苛性ソーダは、石鹸の製造には欠かせない物質で、固形石鹸や液体石鹸はこれなしでは作ることができません。
手作り石鹸
現在は、旧薬事法(現:医薬品医療機器等法)の規制により手作り石鹸の販売は規制されていますが、少し前までは、地域の手作り市のような場所でたくさん売られていた手作り石鹸や、廃油を使った固形石鹸作りなどもこの苛性ソーダが使われています

苛性ソーダの購入方法は?

雑に扱うと、ものすごく危険な苛性ソーダですが、手作り石鹸を作る目的であれば、薬剤師在中の薬局で購入することができます。
ただしその際には、
・身分証明書の提示を求められ、いつ用事項に氏名や住所、使用目的を記入、押印しますから印鑑も必要です。

まとめと感想

苛性ソーダについて、その危険さをしっているので、乗組員が救出されたと知ったときにはほっとしました。
ただ、船が沈没した場合の引き上げや、そのまま海中で、容器が腐食して苛性ソーダが、海に流れ出した時の危険度はかなり大きなものになりそうで、それはさすがに心配です。
 
 
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