辻井伸行（全盲のピアニスト）２０１６年コンサート情報と母・いつこさんについてのまとめ

辻井伸行さんプロフィール

・生年月日：1988年9月13日（28才）
・出身地：東京都豊島区
・学歴：東京音楽大学付属高等学校卒業　上野学園大学在学中
*産婦人科医の父と元アナウンサーの母のもとに生まれる。
出生時から眼球が成長しない「小眼球」と呼ばれる原因不明の障害を負っています。
*2009年６月、アメリカで開催された第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人初の優勝を果したことにより、世界的に有名はピアニストとして国際的に知れ渡るようになりました。

2016年の1月1日にNHKで放送された内容は？

番組内容は、辻井伸行さんがふたつ返事で承諾したという、2015年10月25日にアメリカ・ボストンで開催されたコンサートに密着したものでした。
コンサートでは、晩年は耳が聴こえなくなるが、それでも創作意欲は衰えなかったベートーベンに特別な思いを寄せるピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏。
そして、アンコールで披露される「それでも、生きてゆく」。
コンサート翌日には、コンサート収益金が贈られている自閉症の子どもたちの学校を訪問し、治療法として音楽療法に力を入れているこの学校で、子供たちが見つめる中、辻井伸行さんがピアノに向かう様子が映し出されていました。
また、この「それでも、生きてゆく」という曲は、2011年のアメリカツアー中に連日伝えられる東日本大震災のニュースに心を痛める辻井伸行さんが、自分に何ができるのか、音楽で何ができるのかと悩んでいた時、メロディーが頭に浮かび、アメリカツアー最初の演奏会のアンコールで即興演奏をしたという曲です。
これ以降、「それでも、生きてゆく」は、辻井伸行さんが特別な思いをもってアンコールで引き続けていらっしゃいます。
それは、何度も被災地を訪ね、今も被災者に寄り添う彼が作曲した数々の曲の中でも、特別な思いが込められているからだそうです。
その曲がこちらです。

母・いつこさんについて

母のいつこさんについては、とっても美人で知られています。
・1960年、東京生まれ。
・東京女学館短大卒業後、フリーのアナウンサーとして活躍。
・1986年、産婦人科医の辻井孝と結婚。
・88年に生まれた長男・伸行が生後まもなく全盲とわかり、絶望と不安のなか、育児書や子育てマニュアルが全く役に立たないところから、手探りで子育てをスタート。
子育て方法は？
子育て方法は、つねに子どもの可能性を信じ、よく見て、ほめる「親ばか」の子育てで、モットーは「明るく、楽しく、あきらめない」。
絶望と不安を抱えながらも、生後８カ月で伸行の音楽の才能を見つけ、プロのピアニストへと二人三脚で歩んでいきます。
今では、子育てに悩む親御さんが集まって、意見交換をするサイト「辻井いつ子の子育て広場」を開設し、息子・伸行の才能を引き出した辻井流子育て術を無料でメール配信中で、自分の経験をもとに各地で講演活動も行っています。
辻井いつ子の子育て広場　⇒　http://kosodate-hiroba.net/index.html
辻井伸行さんが演奏するCDと、辻井いつ子さんが曲にまつわるエピソードを書いた本がセットになった本も出版されていました。

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2016年のコンサート情報とチケット情報

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