車いすラグビー(ウィルチェアラグビー)のカナダとの3位決定戦が日本時間9月18日の21:00から始まり、銅メダルへの期待が高まっています。
そして、この車いすラグビー(ウィルチェアラグビー)を率いるエースの池崎大輔(いけざきだいすけ)選手への注目も高まっています。
池崎大輔(いけざきだいすけ)選手は、4年前のロンドンオリンピックでも活躍が注目され、数々の大きな試合の経験者であるとともに、いくつものベストプレーヤー賞及びMVPを獲得している選手です。
ここでは、そんな池崎大輔選手について、プロフィールや経歴、そして病気についてもまとめてみました
池崎大輔選手プロフィール
- 名前:池崎大輔(いけざき だいすけ)
- 生年月日:1978年1月23日
- 出身地:北海道函館市
- 身長:171cm
- 体重:73kg
- 勤務:三菱商事株式会社
- 所属:北海道ビッグディパーズ
- 障害:シャルコー・マリー・トゥース病
- 障害クラス:3.0
*プライベートでは、ご結婚されており、2016年現在、奥さんと女の子のななちゃん(4歳)と男の子のはじめくん(2歳)という名前の2人のお子さんがいらっしゃいます。
池崎選手の病気と車椅子バスケットを始めたきっかけ
池崎選手は、シャルコー・マリー・トーマス病という病気をもっています。
発症したのは6歳のときです。神経原性筋萎縮といって、神経に損傷などの異常があることがきっかけで、身体の筋力がどんどん萎縮、衰えていく病気で、遺伝性ニューロパチー(末梢神経の病気の総称)の一種で、現在のところ、有効な治療法はないそうです。
欧米では多い病気ですが日本では珍しく、下腿・足に始まる四肢遠位筋の萎縮・筋力の低下が起こる病気で、徐々に足が動かなくなり、高校生の頃には車いすでの生活を余儀なくされてしまいました。
パラリンピックに出場する選手の多くは、もともとスポーツをやっていて、交通事故などの外的要因から車椅子の生活へという経緯の方がおおいのですが、池崎選手が車椅子の生活をおくるようになったのは、この病気が原因でした。
岩見沢高等養護学校2年生の時に、車椅子バスケットボールを始めますが、徐々に握力も低下し、30歳の時ボールの軽いウィルチェアラグビーに転向します。
転向するきっかけは、
チームメイトに誘われた
出典:http://rio.yahoo.co.jp/japanese/detail/WR10
とちょっとぶっきらぼうにかかれています(笑)。
車いすラグビーに転向後は、車いすバスケで培った技術ですぐに頭角をあらわし、2010年のカナダ杯でチームを3位に導くとともに、自身もベストプレーヤー賞を受賞。
そして、2012年のロンドンパラリンピックではメダルの獲得には及びませんでしたが、日本代表を過去最高の4位に導き、日本において車椅子ラグビー(ウエルチェアラグビー)の知名度をぐんとアップさせた選手でもあります。
ウィルチェアラグビー(車いすラグビー)は、パラリンピックの競技の中で唯一、車いす同士のぶつかり合いが認められている競技で、パワーと体格で勝る海外勢を相手に戦うために、日本は徹底して機動力を磨き、緻密な戦術を練り上げ、去年のアジア・オセアニア選手権で強豪・オーストラリアを破り初優勝したことにより、パラリンピック出場権を獲得していたのですが、今回は惜しくもオーストラリアに57―63で敗れ、惜しくも決勝進出を逃してしまいました。
まとめ
ここでは、池崎大輔(車いすラグビー・ウィルチェアラグビー)選手のプロフィールや経歴についてまとめています。
車椅子ラグビーの試合日程やテレビ放送時間は?
他の車椅子ラグビー選手は?
人気ブログランキングにも参加しています。よろしければ応援よろしくお願いします!