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福岡在住の道下美里選手が、今回のリオデジャネイロのパラリンピックから正式種目として取り入れられた視覚障害者マラソンで、快挙の銀メダルを獲得なさいました!
出典:http://rio.headlines.yahoo.co.jp/
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リオデジャネイロ・パラリンピックは最終日の18日、今大会が初実施となった陸上女子マラソン(視覚障害)で、道下美里(39)=三井住友海上=が3時間6分52秒で銀メダルに輝いた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/

ここでは、道下美里選手のプロフィールや経歴、病気について、またマラソンを始めたきっかけについてまとめてみました。

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道下美里選手プロフィール

出典:http://jbma.or.jp/
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・生年月日:1977年1月19日(2016年9月18日時点で 39歳)
・出身地 山口県下関市
・身長/体重 144cm / 36kg
・所属 三井住友海上
・出場種目 マラソン
・カテゴリー T12
・競技歴 9年
*2010年に結婚

道下選手の病気とは?

まず、中学2年生の頃に急に右目の視力を失ってしまいます。
この頃の視力はすでに0.01程度だったようです。
それでも短大を卒業し調理師の免許を取得しましたが、20代なかばころ左目も見えなくなります。
病名は、「膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー」
日本人3万人に1人という病気で、角膜にアミロイドという物質が溜まって視覚障害を起こします。
これは遺伝性の病気で、3万人に1人といっても欧米ではまれで日本人に多く、なぜ変異が起きるのか、病気が起きるメカニズムまでは分かっていませんでしたが最近になってようやく、その多くの原因となる遺伝子が解明されました。

マラソンを始めた目的ときっかけは?

両目の視力を失った道下選手は当初はふさぎ込みだったといいます。
そんな時に盲目学校で陸上と出会い、「目が見えなくても走れる」ということを教わったそうです。
「このままではいけない」と、ジョギングをするようになったのがマラソン選手としての始まりだそうでが、マラソンを始めた当初の目的は「ダイエット」
女性らしいきっかけです。
このときはきっと、パラリンピックでメダルを獲得するなんて思ってもいなかったでしょうね。
マラソンに出会ってからの道下選手は、ものすごい勢いで記録を伸ばし、次々に大きな大会に出場します。
道下美里選手がマラソンを始めたのは2008年(31歳)と、かなり遅咲きの選手ですが、マラソンに出会ってからの道下選手は、ものすごい勢いで記録を伸ばし、次々に大きな大会に出場します。

マラソンの経歴は?

2014年 4月 IPCマラソンワールドカップ/ロンドンマラソン 2位 (3時間9分40秒)
2014年 12月 防府読売マラソン(2時間59分21秒)
2015年 4月 IPCマラソン世界選手権/ロンドンマラソン (3時間3分26秒)
2015年 12月 防府読売マラソン(IPCの部)優勝(2時間59分32秒)
2016年 2月 別府大分毎日マラソン視覚障がいの部優勝(3時間3分42秒)
引用:https://www.parasapo.tokyo/athletes/27/

この、別府毎日マラソン視覚障がいの部優勝(3時間3分42秒)の記録は、国際パラリンピック協会で世界1位だったそうです。

道下さんの夫は?

2010年にご結婚なさっているご主人との出会いは、女子大生時代。
出会ってすぐにプロポーズされたそうです。
今回のリオパラリンピックに出場する道下さんに対して、

「叶っても叶わなくても燃え尽きないでほしい」

とあさイチで紹介されていました。
そんなご主人に対して、道下さんは
「現在も365日とても穏やかでまるでお母さんのような存在だ」と。
ご主人と出会った頃の道下選手は、すでに視力をほとんど失った状態でしたが、お二人にとっては目が見えるとか見えないとかは関係ないくらい信頼しあった一心同体のようなご夫婦なのかもしれませんね。
信頼関係といえば、伴走者との信頼関係もすごいのです。
目の見えない選手には必ず伴奏者と言われる方がついていて「絆」と呼ばれる、50cmのロープでつながっています。
一緒に走るだけではなく、選手に必要な情報も的確に伝える重要な役割も担っています。
私の知り合いの方で、学生時代にマラソンをしていた経緯もあり、休日に視覚障害者のマラソンの伴走をボランティアでなさっている方がいます。
伴奏者としての最初のトレーニングでは、視覚障害者と同様に目隠しをして走ってみるのだそうですが、とても怖くて走れないと言っていました。
もちろん目隠しをしていますから伴走者と走るのですが、最初は歩くのが精一杯だったそうです。

まとめと感想

リオ出場前のインタビューで、「今大会から正式種目となり、周りからの期待も大きいと思いますがプレッシャーに感じることはありますか」という質問に対して道下選手は以下のように答えていらっしゃいます。

プレッシャーという言葉が自分自身あまり好きな言葉ではないので、期待を力に変えてそれも楽しんでいきたいなと思っています。初めてで、レースがどうなるのか誰もわからないと思うので自分のレースをしっかりしたいと思います。

身長144cmの小柄な体のどこにパワーを秘めてるのだろうと思えてしまいました。
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