オルガン奏者の冨田一樹さんが12月4日の情熱大陸の主人王です。
冨田一樹さんは、今年7月、ドイツのライプツィヒで開かれた世界のオルガンコンクールで日本人初となった国際バッハコンクール優勝の快挙を成し遂げた天才オルガニスト。
世界の強豪を抑え日本人が初優勝したニュースは、世界のクラシック界に驚きを与えました。
冨田さんが弾くのはオルガンと言ってもパイプオルガンです。
パイプオルガンは、日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは『神に仕える音楽』としてキリスト教文化と深く関わり、クラシックだけでなく現代音楽やポップスの分野でも発展を続けている楽器でもあります。
そんな冨田一樹さんは現在、世界遺産の街リューベックに暮らし、ドイツの名門大学院でバロック音楽を専攻なさっているのですが、来年2017年に日本での演奏会(クラシックコンサート)が決定しています。
ここでは、冨田一樹さんの演奏会(クラシックコンサート)情報とあわせてプロフィールや経歴についてまとめてみました。
目次
冨田一樹演奏会(コンサート情報)
2018年度
冨田一樹さんの最新のコンサート情報は、公式のオフィシャルサイトで告知されます。
2017年度
バッハ・オルガン作品全曲演奏会【特別企画】
冨田一樹 バッハ国際コンクール第1位受賞記念
凱旋コンサート
2016年7月、ドイツ・ライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクールのオルガン部門にて、
冨田一樹が日本人初の第1位を受賞した。大阪出身の冨田は、学生時代よりいずみホールの
オルガンを演奏し、ホール主催のマスタークラスにも参加してきた。ホールのオルガンと共に
自身の音楽経験を育んできた彼の快挙を祝して、凱旋コンクールを贈りたい。
現在北ドイツのリューベックで研鑽を積む彼が選んだのは、北ドイツで活躍したバッハ以前の
3人の作曲家の作品。そして、2017年6月に出演するバッハ・フェストでの演奏曲も大阪で先
に披露。その上、コンクールのファイナル・ラウンドで挑んだバッハのパッサカリアまで聴ける
贅沢なプログラムだ。大阪から飛翔する実力派オルガニストのステージをお聴き逃しなく。
冨田一樹プロフィール
- 名前:冨田一樹(とみたかずき)
- 生まれ年:1989年
- 高校:大阪府立山田高校
- 2011年:大阪音大大学専攻科修了
*卒業後はドイツのリューベック音楽大学修士課程でバロック音楽を専攻(現在も在籍中)
世界的な演奏家のアルフィート・ガスト教授から指導を受ける。
*バッハの世界観に迫る理詰めの表現が高く評価され、オルガン部門で日本人として初めて優勝。
*その実績を買われ、今秋ドイツ・ワイマールのリスト記念コンサートの主役に抜擢されるなど期待の新星として注目を集めています。
また今後は、作曲や編曲にも力を入れて行きたいとの事。
音楽を始めたきっかけは、母親がクラッシック音楽が好きで、その影響を受けて音楽に興味を持ったことだそうです。
冨田さんが演奏するパイプオルガンは、日本では余り馴染みが無い楽器ですが、ヨーロッパでは『神に仕える音楽』としてキリスト教文化と深く関わり、クラシックだけでなく現代音楽やポップスの分野でも発展を続けています。
教会やミッション系のスクールなどにはおいてあるので、聖歌や賛美歌を聞いたり、チャペルでの結婚式などで音色を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、、ピアノと違って独特です。
今回の情熱大陸では、各地の由緒ある演奏会へ次々と主役として抜擢され評判が高まって行く中で、500年前に製造され現存する中で最も美しい響きを奏でると言われる『奇跡のオルガン』の演奏を許された冨田さんに密着したものとなっています。
その軌跡のオルガンの音色が、冨田さんのYoutube内にありました!
まとめと感想
ここでは、2016年12月に情熱大陸で放送された日本人初国際バッハコンクール優勝の快挙を成し遂げた天才オルガニスト冨田一樹さんについて、プロフィールや経歴とともに演奏会情報についてもまとめています。
番組内では、「こんな僕のところにお嫁さんはきてくれるかな?」なんてことをおっしゃるほど、シャイな冨田さん。
でもその繊細な感性が宗教音楽とマッチするのだろうと思います。
私は、ミッション系のスクールを卒業したので、パイプオルガンはとっても馴染み深いというか普通に身近な音として、聞いていたので、今でもその音色やしている曲を聞くと当時のことをよく思い出します。
クリスマスに教会で聴く、パイプオルガンの音色はとってもステキですよ!
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