横尾忠則のプロフィールや現代美術館について:団塊スタイル

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美術家の横尾忠則さん80才)が12月2日の団塊スタイルにご出演なさいます。
横尾忠則さんは「猫のように自由で気ままで妥協しない」と言い放つ一方で、「人に言われるがままだった青年時代の生き方が理想だ」ともおっしゃる横尾忠則さんは、とても80歳とは思えないほど魅力的でお若い様は、ファッションからも伺えます。
団塊世代の若者達からは、新しいアートの旗手として支持され、その独特の表現は少年のように謎めいています。
横尾忠則

出典:http://www4.nhk.or.jp/dankai/


番組で放送される内容は、「作品に完成を求めない」と言いいながら、カンバスに向かうその創作現場に密着したドキュメンタリーです。
『創作意欲っていうものは退化しないんですよね、不思議にね』とおっしゃる横尾忠則さんは、幼少期にすでに悟ったような、生きることや死ぬことについても冷静というか、ものすごく客観的で、精神性の高い思考をお持ちだったようです。
ここではそんな横尾忠則さんについてプロフィールや経歴のほか、横尾忠則現代美術館についてもまとめています。
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プロフィールと経歴

プロフィール

・名前:横尾 忠則(よこお ただのり)
・生年月日:1936年6月27日
・出身:兵庫県西脇市生まれ
*西脇市名誉市民。
*実弟の成瀬政博も画家でイラストレーターで、1997年より「週刊新潮」の表紙絵を担当。
*長女の横尾美美も美術家

おいたち

2~3歳頃に、成瀬家から呉服商をしていた横尾家へ養子へ。
養父は店を構えていたわけではなく、自転車の荷台に着物や反物を積み、料亭などに売り歩いており、小学校に上がる前まで横尾忠則さんは養父の営業によく同行ていたそうです。
作品の『想い出と現実の一致』は、この際の記憶がモデルになっています。
横尾忠則さんが幼少期を過ごした西脇は綿織物(播州織)を特産としていたために、織物や反物は身近な存在で、特徴的なデザインや絵画の原典のひとつに、播州織の影響が指摘されています。
横尾忠則氏のポスターです。(クリックすると、アマゾンの購入サイトに飛びます)

幼少期から出身地の西脇ではさまざまな超常現象を経験なさっていて、普通には記憶から消えているはずの2歳時の記憶があったり、3、4歳の頃には「自分はどこから来た人間なのだろう」としきりに考えるようになっていたそうです。
この頃から既に死の世界に憧れを抱いていらっしゃたようです。

2才の頃の出来事

2歳のある日、多可郡西脇町(現・西脇市)のはずれにあった実家の近くの橋が台風による氾濫で流され仮設の橋が架けられた。
小さな板が打ち付けられているばかりの浮き橋で、父が自転車を押しながら安全を確認しながら進む後を母に背負われた横尾は河原から不安な気持ちで見つめていた。
母の背中の温もりを通し、両親の心がそのまま大きな愛になって伝わるのを感じる。
しかし、同時に死の観念に襲われる。この親子の関係がいつまでも続くはずがないという感覚だった。
横尾は両親が50代になってもらわれてきた養子であったため、横尾の眼には2人ともひどく年寄りに見えた。
このため、両親と自分の関係が長く続かないのではという漠然とした恐れがあった。
また、川の氾濫によって田畑が流され滅びるという自然のもたらしたカタストロフィー(この場合、大災害の意)の匂いの中で破滅的な終末の兆しを感じとった。
これが記憶に残るこの世で最初に見た光景である。
出典:https://ja.wikipedia.org/

3、4才の頃の出来事

3、4歳の頃、「自分はどこから来た人間なのだろう」としきりに考えるようになる。
年老いた両親は果たして本当の親なのだろうか、と考えるが怖くて聞けなかった。
母は、この横尾の不安に感づいたのかある日、試すような言い方で「ターちゃんは、橋の下でひろってきたんやで」と横尾の耳元でささやいた。
横尾の耳の中でその言葉は何度も繰り返され、やがて棲みつくようになる。
時空を超えたはるか遠い昔の出来事のように思えたが、誰かに捨てられたことに対しての悲しさはなく、甘酸っぱいロマンティックな物語の主人公になったような感覚があった。
横尾には捨てられた場所は分かっていた。
洪水で流され橋のずっと上流の橋の下だった。
その橋は洪水で流され、原型をとどめていなくても間違いなくそこだという感覚があった。
その後、横尾は両親と渡った橋と捨てられた橋の夢を何度も見るが、橋はいつも途中で途切れており、そこから先は細くて薄い板が1枚延びているだけだった。
ただ、その先は別の世界につながっているという感覚だけがあった。それが後々まで映像として横尾の脳裏に残った。
出典:https://ja.wikipedia.org/

死は終わりではない

自分の故郷はもう一つ別のところにあって、懐かしい故郷からやってきて今ここにいるが、いつの日にか再びその故郷に戻るのではないかという漠然とした予感を抱くようになる。
物思いにふけることが好きで、外に飛び出し流れ星を待つと、いつもそれはすぐにやってきた。
流れ星は懐かしい故郷の記憶を運んでくるように思え、この予感は毎日のように繰り返され、記憶の中で強まっていく。
母に家の近くの坂上の地蔵堂によく連れていかれたが、母は涎掛けを縫っては地蔵に掛けるのだった。
横尾の記憶の中でその地蔵は自分自身になっていた。
石になって動かない僕の遺骸に母は弔いの気持ちを込めて涎掛けを賭け続けるのだ。
あるいは、僕は赤子で生命力にはあふれているが無力なので、ひたすら母は愛情を授けているのかもしれない、と横尾は感じていた。
地蔵は生と死を兼ね備えると同時にはるか遠くの昔の世界につながっていく。
出典:https://ja.wikipedia.org/

この2歳から4歳位までの記憶は、もちろん大人になってからの回想録として書かれたものだと思うのですが、悟りすぎていませんか?
3歳頃までは、まだ、あの世の記憶を鮮明に持ったままの状態で、体の成長とともにその記憶は消えていき、大人になると、当時(3歳まで)の記憶を持ったままの方はほとんどいませんね。
音楽家や画家など感性を取り扱う職業の方は、こういった方が多いような気がします。

社会人になってからと経歴

神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、独立。
1960年代以降、ニューヨーク近代美術館でポスター15点がパーマネントコレクションになり、その後、サンタナのレコードジャケット制作など、アートディレクターとして活躍。
1980年にピカソ展を見てショックを受け、それ以降は絵画を中心の活動を展開。
以来、美術家としてさまざまな作品制作に携わる。
三島由紀夫に出会い三島の「聖俗一体」的言動に触発。
三島由紀夫の死をきっかけに、その後の15年間をオカルティズムや神秘主義まで包括した精神世界に傾斜してゆくのですが、それらが大いなる錯覚だったと気づき「私」の探求の延長線上で絵画に出会います。
当初、精神世界と絵画は全く別の存在だと考えていたそうですが、後にこの両者が自分すら知らない深いところで結びついていると感じるにようになったそうです。

横尾忠則現代美術館

横尾忠則現代美術館は、兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則からの寄贈・寄託作品を適切な環境で保管し、多くの人に鑑賞してもらうために、兵庫県立美術館王子分館(旧兵庫県立近代美術館、村野藤吾設計)の西館をリニューアルし、2012年11月に開館した美術館です。
こちらは美術館では、常設展は行われていません。
期間限定で展示作品が代わり、また入れ替え作業の期間は1Fオープンスタジオと4F休憩・閲覧コーナーのみ無料観覧できます。
*次回は2016年12月17日(土)オープン
*オープンスタジオでは、レクチャーやワークショップ、コンサート、公開制作など、子どもから大人まで幅広い世代を対象として、様々なイベントが行われています。

横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)

・〒657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
・Tel:078-855-5607(総合案内)
・Fax:078-806-3888

営業時間と入館料

・時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
*展覧会開催中の金・土曜日は10:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日
・月曜日(祝日の場合は翌日)
・年末年始(12月31日、1月1日)
*メンテナンス休館(1月2日〜1月15日)
*観覧料(展示内容によって若干異なります)

ようこそ!横尾温泉郷の観覧料

・一般:700(560)円
・大学:生550(440)円
・高校生・65歳以上:350(280)円
・中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体および前売料金
*高校生・65歳以上は前売はありません。

横尾忠則現代美術館イベント

Xmas JAZZ by 石田ヒロキ The Standards TRIO

オープンスタジオ・コンサート
・日 時:2016年12月23日(金)14:00〜
・会 場:横尾忠則現代美術館 オープンスタジオ(1F)
・出 演:石田ヒロキ(pf,vo)、芝田奨(b)、伊波大輔(dr)
・入場料:無料
石田ヒロキTheStanderdsTRIO オフィシャルブログ

アクセス

住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
■鉄道で
・阪急電車 王子公園駅 徒歩約6分 *急行・特急は止まりません
・JR 灘駅 徒歩約10分 ※新快速・快速・特急は止まりません
・阪神電車 岩屋駅(兵庫県立美術館前) 徒歩約12分 ※急行・特急は止まりません
■バスで
・神戸市営バス 「王子動物園前」停留所 徒歩約3分
・90系統(中突堤中央ターミナル←→石屋川・石屋川車庫前)
・92系統(三宮神社前←→石屋川・石屋川車庫前)
■お車で
・阪神高速神戸線 摩耶ICより約8分(約2.5km)
・阪神高速神戸線摩耶ICより国道2号線(大阪方面)へ船寺交差点を左折(北上)
→水道筋3交差点を左折→阪急ガード下をくぐり約300m直進
*原田の森ギャラリーの改修工事に伴い、当館有料駐車場はご利用いただけません。

まとめと感想

横尾忠信さんについて調べていると、随分前のインタビュー記事など、とても興味深い対談がいくつもありました。
二人のお子様が不登校だったことから2002年に「不登校新聞」というサイトでインタビューを受けていらっしゃるのですが、読み物としてとてもおもしろいと感じました。
心や体のこと、世の中と自分のことなど。
お寺で聞くお説教やスピリチュアルな精神的な話に関心のある方には、ものすごく腑に落ちる記事かもしれません。
興味があれば覗いてみてください。
⇒ 不登校新聞
横尾忠則さんの若さの秘密は、心身ともに、年齢という時間軸の概念がないからかな、と思いました。
沢山の作品集や本を出版なさっているのですが、こんなタイトルの本もありました。
このタイトル「死なないつもり」も横尾忠則さんの若さの象徴かなと思いました。
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