GOMA(ディジュリドゥ絵画家)の事故やYoutube動画と作品販売展まとめ

GOMA(goma)さんという、ディジュリデゥという世界最古の管楽器演奏者で画家をご存知ですか?

その、GOMAさんが2月17日のETVで特集されるのですが以前にもハートネットという番組で茂木健一郎氏との脳対談にご出演されていました。

GOMAさんは、1998年にオーストラリア・アーネムランドにて開催されたバルンガディジュリドゥコンペティションで、ディジュリドゥ奏者者としては、ノンアボリジニ奏者初の準優勝を果たした実績をもち、日本国内だけではなく世界からも注目を集めるディジュリデゥ演奏家でもあります。

ところが、受賞から10年後の2009年11月に、渋滞で停止していた首都高で後続車が追突するという交通事故に巻き込まれました。

その事故で、外傷性脳損傷と診断され、記憶の一部を失い、一時は自らがミュージシャンであることも忘れてしまったほどでした。

ところがそれの事故がきっかけで、突然繰り返しのパターンを描き始めたのです。

その繰り返しのパターンと脳細胞の関係について、ハートネットでGOMAさんと、脳科学者の茂木健一郎氏ついての対談が放送されていました。

ここでは、そんなGOMAさんについて、ハートネットで放送された番組と合わせて、事故やディジュリドゥのYoutube動画と作品販売展についてまとめました。

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GOMAさんディジュリデゥ演奏について

Youtube内のこの演奏動画は、GOMAさんが事故にあう4ヶ月前位に、オーストラリアでレコーディングされたGOMA&the Jungle rHythm Sectionセカンドアルバムの動画です。

1998年にオーストラリア・アーネムランドにて開催された「バルンガディジュリドゥコンペティション」で、ディジュリドゥ奏者者としては、ノンアボリジニ奏者初の準優勝を果たし、受賞から10年後の2009年には、ディジュリドゥー発祥の地・オーストラリアにてGOMA&the Jungle rHythm Sectionセカンドアルバムをレコーディング。

これからますます活躍が期待されていた、同じ2009年の11月に、渋滞で停止していた首都高で後続車が追突するという交通事故に巻き込まれてしまったのです。

ディジュリドゥとは

ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)とは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器です。
木製なのですが、発音原理から木管ではなく金管楽器に分類されていて、竹笛みたいです。

GOMAさんプロフィール

  • 生年月日:1973年1月21日生まれ
  • 出身:大阪府

GOMAさんの本名など、詳細はあかされていないのですが、ご結婚されていてお嬢さんがいらっしゃいます。

事故後に、ディジュリデゥの演奏を思い出したのもお嬢さんの存在が大きかったようです。

記憶がなかなか定着せず、絵に没頭する日々が続く一方、GOMAがディジュリドゥに触れるまでにはしばらくの時間を要した。当初はそれが何かもわからず、実際にどうやって再び手に取ったかをGOMA自身は覚えていないと言うが、純恵さんが代弁する。
純恵:ほとんど毎日と言っていいぐらい、子供に「今日は(ディジュを)やらないの? 今日はやらないの?」って、せかされてました(笑)。
そう、GOMAが再びディジュリドゥを手にしたキッカケとして、そこに愛娘の存在があったことは間違いない。そして、娘のリクエストに応えて再びディジュリドゥに口をつけると、自然と吹くことができたというのだからまた驚きだ。
引用:https://www.cinra.net/interview/2011/09/13/000001

ディジュリドゥは、循環呼吸という特別な呼吸法を必要とするために、普通の人がいきなり吹けるものではありません。

ひたすらディジュリドゥを吹きまくることで体に曲を覚えさせ、事故から7ヶ月後の2010年6月、GOMAは再び自身のバンドGOMA & The Jungle Rhythm Sectionのメンバーとスタジオに入りました。

とはいっても、当初はスタジオに何を持って行っていいかもわからず、マイクのセッティングから覚え直したそうです。

そして、初めてバンドで音を鳴らしたときはドラマーの椎野恭一に対して「ドラムって音大きいですねー!」と言ったとか。

こんなに早く振っぃできたことに対して、GOMAさんは脳とは別に身体の記憶があるのではないか?っとかたっていらっしゃって、凄く興味深い内容でした。

脳に蓄積される記憶とは別に、体の記憶っていうのがあるらしいんです。僕の場合でいうと曲は忘れているけど、演奏方法は体が覚えてたんです。自分が昔やった曲を何回も聴いて、ひたすら吹きまくるってことをしてたんですけど、回を重ねるごとに体が勝手に動くような感覚になってくるんですよね。逆に頭を使って「この曲は…」ってなると、全然吹けないんです。
引用:https://www.cinra.net/interview/2011/09/13/000001

そんなGOMAさんですが、今ではすっかりディジュリドゥの演奏を思い出してイラっしゃるようです。

gomaさんの事故・脳機能障害の症状とは?

最初は、事故の後遺症として「脳けいれん」を自分が持っていること自体に気がついていなくて、気づかないうちに倒れて、気がついたら、顔をぶつけて腫れているとか、すごいケガしていて。

「あれ、俺、なんでこんなケガしているんだ?」みたいなのが結構続いていていたそうです。

しかも、意識が向こうに行っている時のことは全く覚えていなくて、事故後3、4年ぐらいたった時に、起こったすごく大きな脳けいれんで、救急車で運ばれたときに初めて、「そういう後遺症があるんだ」ということに気がつき、7年目にしてようやく、ちょっとその前兆みたいなものが認識できるようになってきたそうです。

具体的には、脳で感じていることと体が一致していなくて、体が自分が思ったように動かせなかったり、言葉もいまだにワンテンポ遅れて出てくるような感覚もあって、行動とかが全部自分が思っているよりワンテンポ遅くなってるそうです。

そしてまた、脳けいれんとかが来ると、それまでリハビリ頑張っていたものが、意識を失うことによって一瞬にしてまた、「あれ?何やってたかな?」っていうところから始まる。
しばらくはずっと、不思議な世界に連れていかれるような感じがするのだそうで、その不思議な感覚というのは、時間の感覚とかがよく分からなくなったり、空間もちょっとよく分からなくなるとか。

空間のでっぱりがへこんでいるように見える時があって、へこんでいると思って指を入れたら、出っ張っていて、突き指をしたりするのだそうで、よくなってきたと思ったらまた落ちての連続が、ずっと続いているような感覚だそうです。

gomaさんの絵と脳細胞の関係について

引用:http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/

今回のGOMAさんの出演は脳科学者・茂木健一郎さんとの対談なのですが、その対談がものすごく興味深いものでした。

MOMAさんが事故後に急に書き出した絵に表現される繰り返しのパターン。

線でも点でも小さいものの集合体で。1つの作品が作り上げられています。

この繰り返しのパターンは、脳の後頭部の「第一次視覚野」といって、見ることが中心になっている脳細胞の動きと同じなんだそうです。

茂木健一郎氏によると、普段の私たちは、目で見たものを絵に描いて表現していきますが、GOMAさんの場合は、普通は隠れていて見えない脳の内部の隠れたパターンが見えてきているのかもしれないのだそうです。

そして、描かれているパターン1つ1つが、われわれが世界を見る時にすごく重要なひな型になっていて、そういうものに当てはめることで私たちは世界を見ているので、そこのところに何らかの方法でアクセスしてるのかもしれないとのことでした。

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gomaの作品絵画展と販売について

GOMAさんは、年に数回東京や大阪などの腫瘍取りで絵画展を行っていらっしゃいます。

その他の最新の活動のお知らせなどは、GOMAさんのツイッターで告知されているのでチェックしてみてくださいね!

まとめと感想

ここでは、ディジュリデゥ奏者で絵画家として活動中のGOMAさんについて、2月17日のハートネットにご出演されるので、過去に出演されたハートネットで放送された番組と合わせて、事故やディジュリドゥのYoutube動画と作品販売展についてまとめました。

脳細胞と繰り返しのパターンというのが凄く興味深かったし、脳の記憶とは別に身体の記憶があるというのも凄く興味深い内容でした。

ディジュリデゥのアボリジニの演奏を続けて3曲くらい聞くと、不思議と頭の中のモヤモヤがなくなりスッキリします。

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