新型のカンジダ症(Candida auris)に感染すると6割が死亡するとして、世界的な脅威になりそうだと言うニュースが飛び込んできました。
薬剤耐性がある真菌が引き起こし、発症すると死亡することもある新型カンジダ症の患者が米国で初めて報告された。米疾病対策センター(CDC)が4日、明らかにした。
この病気の原因は「Candida auris」という真菌。米国で報告された患者は13人で、うち4人はすでに死亡しているが正確な死因はわかっていない。出典:yahooニュース
カンジダ!?と女性は耳にしたことがある方がほとんどかもしれません。
カンジダ菌とは?
カンジダ菌は日和見菌(ひよりみきん)として、腸内細菌とバランスを取りながら、私達の腸内細菌とともに生息している菌の1つです。
腸内細菌のバランスが整って、健康な状態の時にはそれほど悪さをする菌ではないのですが、体が疲れていたり、抗生物質などにより、腸内細菌の善玉菌まで殺してしまった時に猛威を奮って悪さをしだします。
カンジダ菌は、水虫と同じ真菌=カビ菌なので、抗生物質では死なないのです。
全女性の3/4は羅漢経験があるといわれるほど一般的で、再発もしやすく、しかも発症部位が生殖器関連部位なので、暴飲に行くのをためらって慢性化もしやすい病気の1つです。
カンジダ菌が繁殖(増殖)しやすいケースは?
カンジダ菌が繁殖(増殖)しやすいケースとして
- 免疫力が低い状態、糖尿病または妊娠中である
- 抗生物質やステロイドなどを服用している
- 化学繊維など、通気性の悪い下着・服を着用している
- 膣洗浄剤を必要異常に使用している
- 患部を無意識に掻いている
などが挙げられています。
私の場合は、以下3つのうち、2つが揃うと怪しくなってきます。
- 睡眠不足などの体力・免疫力の低下時期
- 砂糖を取りすぎたとき(スイーツの食べ過ぎです)
- パン食(市販のイースト菌使用)が続くとき
パン食とカンジダ菌って関係あるの?と思われるかもしれませんが、カンジダ菌と市販のパンの発酵に使われるイースト菌はカンジダ菌の親分というか、ビール酵母なども含めて同じ仲間なのです。
パンと相性の良いチーズなど、カビでできた食品も同じ仲間なので、美味しいけれど市販のパンにとろけるチーズを載せた朝食なんかが続くと、私の場合はてきめんアウト・・・となってしまいます。
このことに気づいて、知ってからは、パンはなるべく天然酵母のものを食べるようにしていますし、砂糖はてんさい糖(カンジダ菌とはあまり関係ないけど体を温めるため免疫力が上がります)に変え、お味噌や甘酒は手作りするようにしてヨーグルトなどの発酵食品を積極的にとるようになりました。
それほどカンジダ菌に悩まされていた時期があります。
ただ、今までのカンジダ菌では羅患したからといって死亡の心配をする必要はなく、不快という程度だったのですが、新型のカンジダ菌は、そうは言っていられないようです。
新型カンジダ菌から身を守る予防法は?
現時点では、特効薬が開発されていないようですから、事前に身を守るしかありません。
簡単にいえば、カンジダ菌が増殖しないような、食事や睡眠などで予防することが可能ですが、再度私がカンジダ菌を増殖させないために気を使っている方法も合わせてご紹介していきます。
- 抗生物質の摂取を控える
- パンと砂糖のとり過ぎに注意する
- 和食に必須の発酵食品を取り、腸内バランスを整える
- ヨーグルトを食べる
- 良質な睡眠
- 手洗い、うがい
ヨーグルトに関しては、ヨーグルトに含まれる腸内菌がカンジダ菌の増殖を押さえます。
生殖器関連の不調の場合、乳酸菌治療といって、薬剤ではなく直接乳酸菌(病院で処方されたもの)を治療に使っていくケースもありますし、素人的には患部にヨーグルトを塗るなんていう方法も裏技的に知られている方法です。
毎日大量に属する必要はありませんが、継続的にヨーグルトを食べて、腸内バランスを整えておくこともかなり大切です。
またヨーグルトと風邪やアトピーの関係もしられるようになり、カンジダ菌が増殖することによってアトピーにつながっているケースもあるほどです。
基本的な食事に加え、怪しいな、と思ったらとにかく体を温めて血液循環を良くして免疫力を上げることもだいせつです。
そのための入浴は大切です。
私の場合はアロマオイルのティートゥリーを5敵浴槽に入れます。
ティートゥリーという精油(アロマオイル)は素人さんにも使いやすいアロマオイルで抗真菌効果の高いオイルです。
水虫の予防や改善に、足浴に使われたりもしますし、これからのインフルエンザ予防にはお部屋に香らせて、空気中のウィルズの増殖を抑える目的でも使っていきます。
注意事項は、皮膚刺激がありますから濃度には注意が必要で、入浴に使い場合の上限は浴槽に5敵まで。
3歳未満の入場時との入浴には使えませんし、お年寄りの方はもう少し滴数を減らして(3,4滴程度)で使いましょう。
アロマ 精油 ティートリー (エッセンシャル オイル 100%)
症例報告
日本では、この真菌は2009年に、患者の外耳道の分泌液から世界で初めて分離され、その後、英国、コロンビア、インド、イスラエル、ケニア、クウェート、パキスタン、南アフリカ、韓国、ベネズエラでも報告されてはいたのですがそれほど一般的ではありませんでした。
また、現時点での、米疾病対策センター(CDC)の発表によると、広がっているのは、病院や医療現場とのことなので、免疫力が下がっていたり、薬による副作用で本来の体のバランスが崩れている人の羅漢と死亡のデータだけが公表されている可能性がありますから、健康な時には過度に不安になる必要もないのかなと思っています。
まとめと感想
新薬と病気を引き起こす菌やウィルスとはいたちごっこです。
金に関しては殺菌力の高い薬剤を使えば、必ずそれを上回る菌へと進化していきますし、ウィルスに関しても、発見されてその型が解明されてからしか薬の開発はできません。
ありきたりですが自分の体にあらかじめ備わった免疫機構に頑張ってもらうのが一番で、基本はやっぱり、十分な睡眠や良質な食事という当たり前のことに行き着くのだろうと思います。
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