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リチュアルダンスというバレエ組曲が、浅田真央さんの今季2016-2017のプログラムに決定しています。
そして今回、フィンランディア杯とフィギアGPシリーズ2016では、SPとフリーの「2つで1つの作品になっている」と語っていた浅田真央さんのSPとフリー、どちらも披露されることになりました。



出典:yahooニュース
出典:yahooニュース

リチュアルダンス(Ritual Dance)は、スペインの作曲家ファリャのバレエ組曲【恋は魔術師】の中の1曲で、日本語名は火祭りの踊り
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演奏者によって、曲のイメージは変わってくるのですが、

真央は20日のイベントでSPとフリーについて「2つで1つの作品になっている」とした上で「滑ったことのない曲。SPが黒で、フリーが赤のイメージ。挑戦しているからこそ、楽しいし、やりがいを感じる」と話していた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160626-00000046-dal-spo

と、衣装の黒と赤のように情熱的な曲です。
このリチュアルダンス(火祭りの踊り)【恋の魔術師】の全曲中でもっとも人気の高い曲で、その曲の華やかさから単独で演奏されることが多く、いろんなピアニストの方が演奏なさっています。

恋の魔術師が出来た経緯

恋の魔術師は、スペインの作曲家のファリャは、ジプシー系女性舞踏家のパストーラ・インペリオという人から舞踏音楽として1914年に依頼を受けて、1915年に完成させました。
ところが、初演が不評におわったために、ファリャはこれを改作し、1916年に再発表します。
そして、ピアノ用の編曲は、1921年に出版。

【恋の魔術師】のストーリーは?

恋の魔術師のストーリーは、ジプシー娘の(カンデラス)カンデーラ(カンデラス)の物語。
未亡人のカンデラスが、カルメロに恋をするのですが、亡き夫の亡霊がこれに嫉妬し、邪魔しようとします。
そこでカンデラスは、友人ルシアに、この亡き夫の霊を誘惑させ、その間に自分の恋を成就させると言うストーリーです。

【リチュアルダンス(火祭りの踊り)】のストーリーは?

リチュアルダンス(火祭りの踊り)は、恋の魔術師のストーリーの中で、悪魔払いをする際の音楽です。
燃えさかる炎の前で、未亡人のカンデラスは激しく踊り、悪魔払いの儀式を行います。
曲調は、4分の2拍子。
2拍子の活気にみちた伴奏にのせて、呪術的旋律がうたわれており、ちろちろと揺れながら燃えさかっていくトリルの炎が、曲の怪しげな雰囲気をより盛り上げています。
そして、とり憑かれたように踊り狂い、高まっていくクライマックスは劇的な印象で、演奏効果も高まっています。

リチュアルダンス(火祭りの踊り)を聞いてみる

こちらは、オーケストラの演奏


こちらは、ピアニスト奥田弦君の演奏。
なんと、このときの年齢は8才で、オーケストラの演奏に比べると、パワフルで、美しい音色もステキですが、弾き手を表現する人間的な演奏のほうが私は好き!可愛いのです。

奥田弦君の火祭りの踊りが収録されたCDには、情熱大陸のカバー曲も収録されていました。

奥田弦

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まとめと感想

浅田真央さんも、滑ったことのない曲、とおっしゃっているように、今までとはちょっと違う情熱的な曲を、どのように表現されるのか楽しみです!
2016のプログラムでは、ライバルも見逃スわけには行きません!


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