水野祐(みずのたすく)弁護士の具体的な仕事内容は?【情熱大陸】

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シティライツ法律事務所の弁護士・水野祐(みずのたすく)氏が、5月1日の情熱大陸の主人公。
水野祐(みずのたすく)氏は、知的財産権を扱う弁護士で、クリエイターの 自由を守り、表現を加速させる異色若手弁護士として注目されています。
翻訳・執筆に関わった本も出版されていますね。
出典:http://ginza-talksalon.com/guest/tasuku-mizuno/

出典:http://ginza-talksalon.com/guest/tasuku-mizuno/


普段、どういった仕事をなさっているのか?具体的な仕事内容についても調べてみました。
NPO「Arts and Law(アーツアンドロー)」の代表理事でもあるのですが、
Arts and Law(アーツアンドロー)とは「アートと法」という意味で、このアートと法という分野に着目し、いち早く活動を始めた、日本で唯一の団体が、NPO「Arts and Law」
具体的な活動としては、弁護士によるクリエイター対象の無料相談の実施や、各種イベントやセミナーの開催などで、日本ではまだなじみの薄いアートと法の領域とその需要に注目し、法律的問題から逃れることのできない現代のアーティストやクリエイター達をサポートすることで、より自由な創作・表現活動を推進する活動を行っていらっしゃいます。
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2011年、「Chim↑Pom」という芸術家集団が、岡本太郎の壁画の脇に新たな絵画を設置し、軽犯罪法違反の容疑で書類送検された事件があります。
そこで水野氏は刑事弁護を担当。
マスコミの苛烈な報道により、当初は「いたずら」などと騒ぎになった事件ですが、水野氏は彼らの作品意図を的確に解釈し、表現方法と軽犯罪法の構成要件をポジティブに読み替えた意見書を作成して不起訴に持ち込みました。
また、人気音楽ユニットのダンスモーションや3Dスキャンデータを世界中に無料配布する前代未聞のプロジェクトなどでは、ライセンス設計を担当しています。
法律と現実の間にグレーゾーンが広がっているからこそ、解釈次第で新たな発想を生み出せるというのが水野氏の自論です。
そんな弁護士・水野祐(みずのたすく)さんのプロフィールをみていきましょう。

プロフィールと経歴

・名前:水野祐(みずのたすく)
・生まれ:1981年生(35歳)
・出身:神奈川県
・学歴:慶応大学法学部卒業
・2008年司法試験合格
*都内の弁護士事務所勤務の後、2013年シティライツ法律事務所を開設
*URL:http://citylights-lawoffice.tumblr.com/
*武蔵野美術大学非常勤講師(知的財産法)
*Creative Commons Japan、FabLab Japanなどにも所属。
*プライベートでは一児の父。
翻訳・執筆に関わった書籍
インターネットを通じたデータの共有や、ダウンロードしたデータを手元で実体化できるデジタルファブリケーション技術などによって、かつてないほどデザインの共有、改良、製作が容易になっています。
そのような背景をもとに、デザインという行為、そしてデザイナーという職業がどう変化すべきなのか、について書かれています。
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弁護士になろうと思ったきっかけは?

大学入学時は弁護士になろうとは思っていませんでした。入学後にクリエイティブ・コモンズの提唱者でもあるローレンス・レッシグの著作『CODE—インターネットの合法・違法・プライバシー』や『コモンズ』を読み、「クリエイティブと法律は決して無関係ではなく、法をクリエイティブに解釈し、読み替えていく、こんなに面白い考え方ができるんだ」と衝撃を受けました。中学の頃からサブカルチャーにどっぷりと浸かり、大学時代は周囲にものづくりをしている人が多くいたことから、僕自身も「クリエイティブ・コモンズのような、法をクリエイティブに読み替えていく仕組みをつくれたら、カッコいいんじゃないか」、「弁護士資格を取ればやれることも増えるんじゃないか」と考えて弁護士を志しました。だから、弁護士資格というのは僕にとってあくまでツールなんです。
出展:http://artdesignjobs.bijutsu.press/column/detail/6uxxgkm21t7r
 

クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons、以下「CC」)とは
著作権の再利用を促している国際的非営利団体の名称で、著作者が、自らの著作物の再利用を許可するためのツールや、法律を考えているところで、クリエイティブ・コモンズが策定した一連のライセンスはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスと呼ばれ、様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツールだそうです。
ローレンス・レッシグ氏とは
氏名:ローレンス・レッシグ
生年月日:1961年6月3日 (54歳)
出身地:ラピッドシティ
設立団体:クリエイティブ・コモンズ
学歴:イェール・ロー・スクール、ペンシルベニア大学
*アメリカ合衆国の法学者。
専門は憲法学及びサイバー法学。
ハーバード大学法学教授およびエドモン・J・サフラ財団倫理センター所長。 スタンフォード大学ロー・スクールの教授及び同大学のインターネット社会研究所を歴任。

具体的にどういったお仕事?

水野祐(みずのたすく)氏が、クリエイターの自由を守るための弁護士として活動なさっていることはわかったのですが、具体的にどういったお仕事をさえているのか、少し詳しくみていきたいと思います。
例えば、代表理事を務めるNPO「Arts and Law(アーツアンドロー)」=アートと法では、美術、音楽、写真、映画、本から、料理、スポーツ、香水などあらゆる物事に「アート」という考え方が潜んでいると考えていて、幅広い色々な分野でのクリエイティビティというものを対象に活動していきたいという思いが込められています。
相談に来られるクリエイターの分野としては、現代美術が一番多いそうですが、写真家やデザイナー、Webデザイナー、建築家、ギャラリーや美術館のアートマネージャーなど様々な方からの相談に対応していらっしゃるようです。
具体的な相談内容で一番多いのが、著作権についての相談だそう。
例えば、コラージュを用いた作品などにおける相談や作品の適切な展示方法についての相談。
また、企業やギャラリーとの契約、契約書に関する相談、所属のアーティストに関する相談など。
とはいっても、今の時代に活躍しているクリエイターほど、そのように法的なことにきちんと意識が行き届いているという印象はあるそうで、社会全体が、法律や契約にクリエイターが無頓着でいられる時代は終わりつつあるのだなという個人的な印象を受けるそうです。
相談のなかには、クリエイターとの衝突や意見の不一致もあるけれど、法律的にダメだと押し付けるのではなく、落ち着きどころを提案していくのが、難しいところだと。
また、アドバイスをした場合、大体のクリエイターはそのアドバイスを実行・継続されるそうですが、面等だという理由から実行されないこともあるそうです。
クリエイターの方って、プライドが高かったり、少し神経質なところがあるのかな?と思っていたのですが、意外に普通で、一般人と意識は変わらないそうで、ただ、水野氏は、クリエイターが譲れない信念を邪魔しないよう、且つ、法律に違反しないようやっていくことに気を配っていらっしゃり、これこそが、一番難しいところだと。
人が持つ、創作に対するエネルギーやクリエイティビティには社会を前に進めていくエネルギーがあるはずなので、そこを法律面から支えていきたいという考えで活動しているのがNPO「Arts and Law」。
水野氏は、町医者的存在になれたら良いと思っていいらっしゃるそうです。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに対するクリエイターの反応は?

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス=様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツールですが、反応はすごく嫌がる人と、すごく好意的な人との二極化だそうです。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは、著作権をインターネットとかデジタル時代の現状に適合するかたちで一部を開放するものなのですが、著作権の一部をリリースするとお金が入ってこないのではないかと心配する人がいて、そのように考える人は、このライセンスを嫌がります。
ただ、実際のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは、著作権の譲渡や放棄とは違い、著作権はあくまでクリエイターに留保したまま、インターネットが普及したデジタル時代に合う形で、その著作権の一部だけを開放するという考えなのに、ここに誤解が生まれてしまって、二極化を生んでいると言えます。
一方、好意的なクリエイターは、このインターネットとデジタルの時代に、著作権を保持するのは古いというのが主な理由だそう。
自分の作品が無断でどんどん広がっていくことに対して、より多くのひとに知られていって、結局、自分の作品が売れたり、知名度が上がったりするような、一種の宣伝材料としてポジティブに捉えているそうです。
Arts and Low(アーツアンドロー)の専門家による情報の提供やアドバイスの相談窓口は
⇒ http://www.arts-law.org/home

まとめと感想

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに対するクリエイターの反応の二極化が興味深いな、と思いました。
作品を生み出すのに使われるエネルギーは、相当のものだと思うのです。
その生み出したものを共有することは、「奪われる」様に感じるのかもしれませんね。
でも、本当に今の時代と、これからの時代は、何かを独占する古い思考の時代ではなくなるし、その思考は生きづらさを生むのではないかと思います。
とはいえ、やっぱり自分だけで独占しておきたいものは、沢山あるんですけどね!
 
 
 
 
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