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運ぶのは荷物じゃない、“人生”だ!とおっしゃる日本通運の引越しのプロ伊藤秀男(いとうひでお)さんがプロフェッショナル仕事の流儀に出演なさいます。
シェア日本一の運送会社日本通運には1200名もの引越し作業員がいらっしゃるそうですが、その中で伊藤さんは、2014年時点で4人しかいないシニアエキスパートの一人。
出典:http://www.nhk.or.jp/professional/
出典:http://www.nhk.or.jp/professional/

そして、現在は、伊藤さん作成のマニュアルを使い、マニュアルでは伝えれない部分は現場で実践指導されながら、後輩の育成指導にも当たっていらっしゃいます。
伊藤さんの専門は、海外への引っ越し。
仕事や研究などで海外に長期赴任する日本人は、家族もあわせて84万人だそうで、そんな人々の引っ越しを手がけて24年。
伊藤さんの専門は、海外への引っ越しで、1万件以上の家族を送り出しされているのです。
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海外引っ越しは、国内から国内の引っ越しとは比べようのないくらい難易度が高いもの。
2カ月以上、船で揺られることもあるので、しっかりと梱包しなければならないことに加えて、通関での手続きが面倒になるので、国内の引越しで使われるタンスなど丸ごとすっぽり包んでくれる伸縮自在の専用布?みたいなものはつかえないのです。
作業道具は段ボールとプチプチと粘着テープだけ。
海外引っ越しで作業が難しいのが、液晶テレビの作業だそうで、画面が年々大きく薄くなるのに加えて、重心も不安定で輸送中に割れやすいのだそうです。
その不安定な液晶テレビでさえ、厚手の段ボールに次々とカツターを入れ、目分量で切ったそれぞれを組み合わせねと、テレビのタテ・ヨコにぴったり合う「箱」があっという間にできあがります。
別の段ボールでつくった2本のつっかえ棒を入れて補強すると、上に荷物を積んでも、その重さに耐えられる強度を出すことができる。
テレビ1台の作業時間は、慣れないと30分はかかってしまうのに、伊藤さんの場合は約10分で終ってしまうのです。
「なぜこういう梱包になるのか、理屈から理解しないと上達しない」と。
そして、いろんな形をした家具を四角におさめて運びだすのは、爽快」なのだそうです。
海外に戻る外国人の引っ越しを手伝うこともあるそうで、海外の業者は箱に荷物を詰めるだけなのに対し、日本の業者の細やかさと丁寧さに驚かれるのだそうです。
赴任先の国の通関が持込を制限する品目などもあり、2001年の同時多発テロ以来、持ち込み禁止の品目も増えているそうでそのあたりにも細心の注意が必要なのだそうです。
日本では、活性化だとか復興だとか歌っているけれど、外国はかなりシビアで、東京電力福島第一原発事故の後は、ほとんどの国で日本からの食料品の持ち込みが認められなくなったそうです。
↑ ↑ ↑ 伊藤さんと直接関係ないけれど、このことを知ったことは私にとってすごい財産のような・・・
こんな伊藤さん他、エキスパートを輩出している日本通運の社長が素敵なのです。
運べないものはないというほど、今までにも沢山のものを運んでいる日本通運
右下に小さく見えるオレンジ色の物体が、日本通運の専用車で、山の中を巨大風車を運んでいるところです。
巨大風車
巨大風車

それを成功させるための方法は「段取り八分」。
こちらもあわせてどうぞ。
日本通運の渡邉健二社長がカンブリア宮殿に!哲学は段取り八分
 
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