博多の名物といえば明太子(めんたいこ)。
そんなふくやの川原社長がカンブリア宮殿の主人公です。
ふくやの明太子の中で、最近のお気に入りは、春の新商品【缶明太子(油漬け)】や3種類の味のめんたいこツナ缶。
パンに塗って食べると美味しいのです!
めんたいこの会社は、地元福岡県内だけでも、150以上のメーカーがあるらしく、その激戦区で売り上げNO.1が「ふくや」。
この「ふくや」は、10年近くに及ぶ試行錯誤の末、現在の明太子を生み出したともいわれているけれど、それ以前から食べてもいたし、手土産にいただいたり持っていったりと、生活の中に溶け込んでいるメーカーさん。
ただ、明太子の製造方法を地元のライバルメーカーに無償で教えることで「明太子」を博多名物に育てあげた企業であることは知りませんでした。
ここでは、明太子を博多名物として低着させた、現社長川原正孝(かわはらまさたか)氏について、また最近お気に入りの缶入り明太子についても食べてみた感想などをまとめています。
ふくやの社長・川原正孝氏プロフィール
・名前:川原正孝(かわはら まさたか)
・生年月日:1950年3月18日(66歳)
・出身地:福岡県福岡市
ふくやの社長に就任するまで
川原社長は、ふくやのある中洲で生まれ、福岡高校を卒業し、昭和44年に甲南大学へ進学。
大学では学業に専念せず、アルバイトと高校時代から続けていた空手に明け暮れていたのだそうです。
昭和40年代は景気もよく、大学3年生のうちから就職の内定をもらっていたり、大手の会社にも入りやすい状況だったようですが、川原正孝さんは就職活動はせずにアルバイト先でずっと働こうと思っていたそうです。
そこで心配したのがお母様の千鶴子さん。
川原正孝さんには1943年生まれの川原健(たけし)さんというお兄様がいらっしゃるのですが、お母様は健さんに相談します。
お兄さんの健さんの勤め先である福岡相互銀行(現西日本シティ銀行)で面接を受けられることになり、試験を受けましたが散々な結果だったようです。
ただ、この時代の就職はまだまだ縁故が幅を利かす時代。
地元の地銀ですからなおさらです。
お兄様のお人柄により、採用という運びになりました。
お兄様の川原健(たけし)さんです。
お召しになっているのは、博多山笠(はかたやまがさ)の衣装のはっぴです。
私たち博多っこは、街でこの姿を見かけると、浮き足立ってくるほどワクワクするのですよ。
川原正孝さんは、順調に銀行で活躍していた昭和54年の夏にお父様の川原俊夫さんから家業の「ふくや」を手伝って欲しいと話があります。
お父様の俊夫さんは当時67歳で胃潰瘍を患い体調が悪かったのです。
そして、昭和55年にお父様、俊夫さんは残念ながら亡くなってしまい、その後お母様が、社長に就任。
昭和55年10月に川原正孝さんは銀行を退職し「ふくや」の取締役営業部長に転職。
その後、お兄様の川原健さんが昭和59年に銀行を退職し、「ふくや」専務に就任。
そして平成6年に社長・平成9年に会長になると同時に川原正孝さんも常務、副社長を経て社長へ就任されました。
川原正孝社長のお父様さま川原俊夫さんは「この町とともに発展していく会社でありたい」と、様々な社会貢献活動に取り組んでいらっしゃいました。
それを間近で見ていたお兄さんの健さん、正孝さんは現在も地域と深く関わり、博多山笠や博多どんたくなどの博多を代表する大きなや伝統芸能・イベントなど、年間約40件を超える催しに協賛なさっています。
創始者川原俊夫さんがバナーになっています(ふくやの通販ページに飛びます)
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博多のめんたいこ業界では地方に愛され、ゆるぎない地位を確立しているふくやですが、時代にあった新しいものをどんどん提供してくれるところも、私たち消費者を飽きさせない戦術なのかもしれませんし、売上NO.1の秘訣かもしれません。
最近のお気に入りは缶入りの明太子。
3つの種類がありますから1つずつご紹介していきますね!
缶明太子(めんたいこ)とツナ明太子
缶明太子(油漬け)
明太子は、生ものですから、保存には気を使います。
買ってきたら、ひと腹ずつに小分けして冷凍、そして食べる時に自然解凍しています。
自宅で食べる分には、購入してからの時間もそれほど気にしなくてよいのですが、贈答で送る場合、夏場はクール便での配送とはいえやはり気を使います。
そこで、春に出た油漬けの缶明太子だったら、長期保存もできるし、贈答にもそれほど気を使う必要がないので、まず自分用に買ったところ大正解!
缶の味が強くないかな?と思っていたのですが、それほど気になりません。
熱々のご飯にのせて食べるだけじゃなく、ゆでたジャガイモと絡めたり、パンに直接塗っても美味しくいただけます。
そして、1つずつ、化粧箱に入っているので、ほんのちょっとしたお礼やお返しに可愛くラッピングすると相手にも気負わせないところが気に入ってます。
明太子ツナ缶(めんつなカンカン)
こちらのパッケージは、もっとカジュアルで、1個300円とか400円なので自宅用にも良く買いますし、もっと気軽なお礼とかにも使えます。
お酒のちょっとしたおつまみや和え物などにも気軽に使えるところも気に入ってます。
ただ、赤いパッケージの「辛口かんかん」はやはり辛い(笑)。
玉子焼きに混ぜたり、マヨネーズであえたほうが食べやすくなるかも!
中身は、こんな感じで、見分けがつきにくいのですが、左のプチプチが写っているの
が、クリーム色のパッケージのプレミアム缶。
真ん中の少し赤みが強いのが、辛口かんかんです。
こんな風にバゲットに乗せて、小腹が空いたときのおやつ代わりにも美味しいです。
まとめと感想
ここでは、明太子を博多名物として低着させた、現社長川原正孝(かわはらまさたか)氏について、また最近お気に入りの缶入り明太子についても食べてみた感想などをまとめています。
父の日や、その後のお中元に、今年はこのふくやさんの缶詰セットを送ってみようかなと思っているところに、今回の「カンブリア宮殿でした!
明太子の缶詰は、上記楽天市場からと、ふくやさんの公式サイトからお取り寄せできます ⇒ 《公式》味の明太子ふくや
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