3月24日のファミリーヒストリーでは、壇蜜の農林省にお勤めの公務員だったお祖父さまが主人公。
お祖父さんの名前は、伊藤正悟さん
岩手県奥州市の壇蜜の祖父の実家から104点の古文書が見つかり、専門家も驚く内容だったようです。
そして、江戸時代に仙台藩・伊達家との関わり、異例の出世を遂げていた事実が明らかになるのですが、仙台藩主伊達氏家臣の家格という一覧に「伊東」の苗字を見つけました。
トウの字は違いますが、もしかしたら、このあたりとの深いつながりがあるのかな?と勝手に思っているのですが・・・
そして、番組内で取り上げられるお祖父さんが遺(残された)カメラは、壇蜜が昨年、修理していらっしゃるのですよ。
まず、お祖父さんの実家のある岩手県奥州市と、伊達家について簡単にみていきましょう。

岩手県奥州市と伊達家について

ずっと以前から、この土地と伊達家は深い繋がりがあるのですが、そのへんは割愛して、豊臣秀吉の時代から。
伊達政宗は豊臣秀吉から伊達郡などの先祖ゆかりの地や政宗が征服した会津地方を奪い取られ、代わりに旧葛西領(現・岩手県南部)と旧大崎領(現・宮城県)を与えられ、これにより、伊達政宗は居城・岩出山城を築き、新しい領土の統治に当たりました。
まずは、こうして奥州市一帯は伊達領の一部となります。
次に、豊臣秀吉が死ぬと伊達政宗は徳川家康の天下取りに協力し、1600年の関ヶ原の戦いを経て1601年、政宗は居城・仙台城と城下町を築くのですが、それが仙台藩の誕生。
こうして、奥州市一帯は仙台領の一部となります。
そのあと、時代は巡って1872年の廃藩置県や県の合併などにより地名が変わっていくのですが、奥州市が属していた旧仙台藩領が「仙台県」とならずに「宮城県」となったのは、仙台藩の雄藩のイメージを明治新政府が抹殺したためだともいわれているようです。
但しこれは昭和になって提唱した説であり、実際は官軍側であっても県名に郡名を採用した結果県名と都市名が一致しない例が沢山あることからも、俗説の域を出てはいないようです。

壇蜜さんとお祖父さんとカメラ

壇蜜さんは、昨年、45年前に亡くなるまで愛用していたお祖父さまの二眼レフのカメラを、蘇らせていらっしゃいます。専門店に持ち込んでもシャッターが切れなかったものです。
しれは、お祖父さんの肩身だからというより、大好きだったお祖母ちゃん(伊藤隆子さん=お祖父さまの奥さま)を喜ばせたくて、カメラが復元したら、お祖父さまのカメラで一緒に写真をとりたいという願いがあったからです。
お祖父さまの伊藤正悟さんは農林省に務めた公務員
カメラの購入は子供が生まれた事がきっかけと伝えられていて、当時について、お祖母さんの隆子さんは、子供を写真に撮りたくて相談もなく購入し、しばらく隆子さんにも内緒にしていたのだそうです。
当時、カメラは8300円と公務員の月給と同じ位の金額だったようです。
そしてカメラ購入後、3人の子供たちの写真を撮り続けていて、その中には壇蜜さんのお母さま、昌子さんの姿も!
しかし、お祖父さまは40歳で持病が悪化し1970年に他界されます。
隆子さんは女手1つで子供たちを育て、その間はカメラも使われず45年が経ったものでした。
今は表舞台に立つ華やかな壇蜜さんですが、和菓子工場や大学病院、清掃会社など次々と就職するも続かなかったことを存知の方も多いかもしれません。
随分悩んで自分を見失っていた時期に、お祖母さまからかけられた「もうちょっと 待ってみたら」という言葉が転機となり、今の壇蜜さんに繋がっていて、その言葉がなかったら、私たちはテレビで壇蜜さんを見ることはなかったのかもしれませんね。
そして、お祖父さまの伊藤正悟さんが、長男誕生時に、どうしても買いたくて無理をしてカメラを買った理由が、今回のファミリーヒストリーで明らかになるようです。

仙台藩伊達氏家臣の家格

仙台藩の伊達氏について調べている時に面白いものを発見しました。
この表は、家の格式みたいなもので、それが苗字ごとに位分けされているのですが「着座」という家格の家臣名に伊東の苗字が!
ここからは、私の勝手な妄想です。
伊藤と伊東では字が違っているのですが、戸籍の届けで誤ったり、漢字を変えたりもできるので酸蜜さんのお祖父さんの伊藤さんという苗字はここから来ているのではないかと、勝手に想像しているわけです。
今夜、歴史にに関する流れと共に、そのあたりも紐解かれていくでしょうから、私も番組を楽しみにしたいと思います。
 

 仙台藩伊達氏家臣の家格
出典:http://www.muratasystem.or.jp/~hideyuki/date-iekaku.html

出典:http://www.muratasystem.or.jp/~hideyuki/date-iekaku.html

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