東日本大震災で見えた“限界”を教訓に、今、金沢敏彦氏が率いる 総予算320億円以上の国家プロジェクトが
ついに2017年度完成へのカウントダウンにはいっています。
3月6日放送の夢の扉では、そのプロジェクトの全貌に迫ります。

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番組内容は

もっと早く、地震の強い揺れが来ることを、そして、もっと正確に、到達する津波の高さと時刻を知ることができたなら・・。 東日本大震災で見えた“限界”を教訓に、今、新たな地震津波観測システムの整備が日本の海底で進んでいる。 総予算320億円以上の国家プロジェクト。率いるのは、防災科学技術研究所の金沢敏彦。
40年以上、地震を追究し続けてきた研究者です。
北海道沖から千葉房総沖の海底150か所に、最先端の観測装置を設置し、総延長5700kmの光ファイバーケーブルで結ぶという、この巨大プロジェクト。
24時間リアルタイムでデータを取得することで、津波を最大20分早く、そして、海域の地震動も30秒早く検知。緊急地震速報をこれまでより30秒早く発信するという 金沢俊彦氏の集大成となるプロジェクトは、ついに2017年度完成へ。そのシステムの全貌に迫ったものです。

具体的なプロジェクト内容は(防災科学技術研究所より)

独立行政法人防災科学技術研究所(理事長:岡田義光)は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の後も、引き続き規模の大きな地震が発生し今後も強い揺れや高い津波に見舞われるおそれのある東北地方太平洋沖の海底に、約150の観測点で構成される日本海溝海底地震津波観測網の整備事業を開始します。
日本海溝と千島海溝南部に沿う水深8000mまでの海底に、光ケーブルと一体となった地震計と津波計の観測点を整備し、リアルタイムかつ24時間連続で地震データと水圧変動データを取得します。
陸から離れた海溝型地震や直後の津波を直接的に検知し、従来よりも精度の高い情報を伝達することにより、地震と津波による被害の軽減や避難行動などの防災対策に貢献することが期待されます。
また、大規模な海底観測網の運用により、海洋プレートの沈み込み境界付近の地震像やプレート構造の解明、地殻活動の詳細な調査研究等、国際的にリードする研究の推進が期待されます。
と、ちょっと難しいです。
要するに日本海溝、日本列島の太平洋側北海道沖から千葉房総沖の海底150か所に地震計と津波計を埋め込み、総延長5700kgの光ケーブル網を作成地震や津波の発生を津波を最大20分早く、そして、海域の地震動も30秒早く検知。緊急地震速報をこれまでより最大30秒早く発信するというプロジェクト。
いかに早く、正確に情報を伝達するかを金沢俊彦氏は、「研究」ではなく「探究」とおっしゃっています。
この防災科学技術研究所は、全国の防災に関することをお粉手織り、例えば、鹿児島県の桜島噴火の計測なども行われています。
そんな金沢敏彦氏のプロフィールと経歴は

金沢敏彦氏のプロフィールと経歴

生まれ年:1946年
出身地:千葉県
現職:独立行政法人防災科学技術研究所
地震・火山防災研究ユニット
海底地震津波観測網整備推進室長
1989年度 東北大学 / 理学部 / 助手
1991年度 東京大学 / 理学部・地殻化学実験施設 / 助教授
1990年度~1994年度 東京大学 / 理学部 / 助教授
2005年度  東京大学 / 地震研究所 / 所長
1995年度~2009年度 東京大学 / 地震研究所 / 教授
書籍も出版なさっていました。

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