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家業の印刷会社を畳み、妻の故郷・島根県松江市に移り住み、週に1度の八百屋さん「Mふぁーむ」を始めた上田茂さん(67歳)と妻の眞美子さん(58歳)が主人公3月5日の人生の楽園の主人。
場所は、JR松江駅近くの和多見町
Mファーム
人生の楽園より出典
和多見町は、宍道湖と中海をつなぐ大橋川に面し、お寺が多く、65歳以上の人口が占める割合を示す高齢化率は45%を超え町。

Mふぁーむを始めるきっかけ

Mふぁーむ01
Mふぁーむオーナーの茂さんは、東京で生まれ育ち、大学卒業後は実家の印刷会社を継ぎ、2代目社長として働いていました。
時代とともに、順調だった経営も、パソコンの普及で印刷物の注文が激減し、経営が困難になり、思い切って会社を畳み、新しい人生を始める場所として選んだのが、眞美子さんの故郷・松江市でした。
店を始めるきっかけは、茂さんがしめ縄教室に通ったこと。
「しめ縄を売ればいいじゃん」と真美子さんが提案したことをきっかけに、家族が事務所として使っていた和多見町の空き家で10年12月、商売を始めました。
最初は親戚の野菜を売りながら、徐々に自分たちで育てた無農薬野菜を売るほか、お年寄りからの要望に応えて、パンや日用品も並べ、地元に密着した店として親しまれている。

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Mふぁーむの今とこれから

買い物に苦労するお年寄りの要望で、魚の干物を売ったこともあったが、「おばあちゃんたちは、すぐに飽きる」と真美子さん。売れ残った干物を食べる日が続いたこともあったのだそうです。
火曜日の昼下がり、発泡スチロールを積んだ青いプリウスがやってきた。
野菜を車から運ぶのは上田茂さん(68)と、妻の真美子さん(58)。
白菜、ニンニク、唐辛子、生で食べられるブロッコリーなど、自慢の無農薬野菜を並べれば、八百屋「Mふぁーむ」の開店です。
すると、すぐに、近所のお年寄りが集まります。
晴天の日は30名ほどが来店されるようで、ひとり暮らしの寺本文江さん(85)は「新鮮でいいですよ」と。
寺本さんは毎週、5枚切りの食パンを買Mふぁーむで買うのだそうで、自宅から最寄りのスーパーまでは1キロ弱。
行きは歩くが、帰りは荷物があるのでバスを使うとおっしゃいます。
「まちの真ん中なのに、買い物に困っていて、家の近くの店は助かります」と。
また、Mふぁーむの上田茂さんは、注文があれば配達もしてくださるようで頭の中には町の地図が入っているそうです。
ふだんは、農作業が忙しく、週1回の開店が精いっぱいだそうです。
最初は、適当に開店日を火曜日に選びましたが、火曜日は近くのショッピングセンターの特売日。
真美子さんは「運が悪いでしょ。でも始めちゃったからしょうがないよね」。と。
茂さんは毎朝5時に起き、無農薬にこだわり、1500坪以上の畑で育てた野菜の収穫や出荷に励みます。
店の仕事も加わり、「老骨にムチを打つ日々。東京の方がずっと楽だった」と愚痴をこぼす。
それでも、地域のためにと店を続ける真美子さんの姿に、「やりたいようにどうぞ」と茂さん。
真美子さんは「いずれは店をキレイにして、おばあちゃんたちが集まってお茶が飲めるスペースにできたら」と話している。

Mふぁーむの店舗情報

*住所は探しきれませんでした。

  • 電話:0852-67-1167
  • 営業:毎週火曜日
  • 午後1時~午後7時

「頑固(きこ)な野菜」の会(きこな)のお野菜が買える場所

頑固に農薬を使わないで野菜を作る農家さん達が集まる会。
みしまやというスーパーに上田さんのお野菜も並んでいます。
http://www.mishimaya.com/kikonayasai
 
臨水亭 ←番組内で紹介のあったお店
明治23年創業の松江市の老舗料亭です。宍道湖で採れたしじみのお味噌汁など、美味しい料理がいっぱいです。老舗の味を是非お楽しみください!

  • 電話:0852-21-4839
  • 営業時間:
    昼 午前11時30分~午後2時30分
    夜 午後5時~午後9時

大和しじみの山椒煮膳(柳かけ御飯):2,500円~(税別)
 
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