やしお(農家民宿・産直)という、秋田県由利本荘市の野菜や山菜の産地直売所と民宿が、7月9日の人生の楽園の主人公です。
【産直やしお】がオープンしたのが今年の4月で、現在は民宿として、地元の美味しい食材を使った家庭料理を堪能できて、のんびり過ごせる他、農業体験もできるという贅沢な農家民泊も始められました。
ここでは、農家民宿・産直やしお(秋田県由利本荘市)へのアクセスや宿泊情報、またオーナーの大阪さんがやしおをオープンさせた経緯やきっかけについてまとめてみました。
目次
産直【やしお】の店情報
〒015-0221
・住所:秋田県由利本荘市東由利舘合字白山66
・定休日:月曜日
・営業時間:900~18:00
・TEL:050-7788-2643
・期間:4月~11月
産直やしおに並ぶお野菜は、地元農家さんが丹精こめて作った野菜のほかに、大坂さんご夫婦が朝、近くの山で採ってきた山菜も並びます。
ちょうど人生の楽園で放送された時期は、近くの農家さんの山で、たくさんのわらびが収穫できるのだそうです。
九州では、とっくに終わってしまったワラビの旬ですが、地域が変わると食べそびれた山の幸を、またいただくことが出来るんですよね!
農業民泊【やしお】宿泊情報
宿泊するお部屋は、落ち着ける和室です。
そしてこのお部屋から見える田園風景は、朝焼けでしょうか?それとも夕焼けでしょうか?
景色だけでなく、季節によっては、かえるの鳴き声やせみの声、鳥の声と、都会では聞くことの出来ない自然の音も存分に楽しめそうです。
やしおの宿泊料金
●大人(中学生以上)おひとり
・1泊2食付 6,800円
・1泊夕食付 5,800円
・1泊朝食付 5,000円
・1泊素泊まり 4,000円
●子ども料金おひとり
・1泊2食付 4,800円
・1泊夕食付 4,300円
・1泊朝食付 3,800円
・1泊素泊まり 3,300円
●定員:1日1組 5名様まで(完全予約制)
●客室: 和室8畳2間に一組(最大5名さま)宿泊可能。
●駐車場:有
*バイク/自転車の方は屋根付き駐車場あり
※黄桜温泉の入浴チケット付き
*近くにある美肌温泉【黄桜温泉 車で5分】があり、入浴料は、上記宿泊料に含まれていて、入浴チケットがいただけます。
*黄桜温泉は、弱アルカリ性の天然温泉で、肌に優しい無色透明な温泉です。
⇒ 黄桜温泉HP
こちらの情報は、2016年の人生の楽園で放送されたときのものです。
宿泊料金や条件が変更になっていないか、予約時に確認してくださいね。
農家民宿やしおのお料理メニュー
地元の新鮮野菜をつかった気になるお料理は、季節によってメニューが変わります。
朝食と夕食の一例をのせておきますね。
朝食
夕食
そして、この夕食に並ぶ、旬のお野菜たちは、農業体験として、自分たちで収穫することができるんです。
季節によって、その日によって収穫できるお野菜は変わり、収穫したお野菜を使ってお料理してくださったものが夕食に並びます!
すごい贅沢ですよね!
農業体験
農家民宿ならではの、大きな楽しみは農業体験!
都会に住んでいると、ベランダ菜園なんかで小さなものは育てられても、大きなものまでは育てたり収穫できたりできないんですよね。
やしおへのアクセスは?
・住所:秋田県由利本荘市東由利舘合字白山66
やしおをオープンさせたきっかけ
やしおのオーナー、大坂日出雄さん(61歳)は、秋田県横手市出身で、23才の時にと奥様の真里子さんと結婚。
2人のお子さんに恵まれます。
大手家電メーカーの営業マンだった日出雄さんのサラリーマン時代は、家族での転勤生活を送っていらして、そんな中、「定年退職後は、のんびり田舎暮しをしたい」と55歳から定年後の定住地探しを始めたそうです。
そこで見つけたのが、秋田県の由利本荘市内の空き家。
日出雄さんが定年を迎えた2015年3月に、宮城県仙台市から移住。
それから1年たち、すっかり地域に馴染んだご夫婦のもとに、地元農家から「産地直売所を始めないか」という話が舞い込みました。
購入した中古の家が国道沿いにあったため、産直には好立地だったのです。
農家さんの提案に日出雄さんは「じゃ、やりましょう!」と即答して、野菜や山菜を販売する『産直やしお』を今年4月にオープンなさったのです。
それから2ヵ月後に、ご夫婦の夢だった「地元の美味しい食材を使った家庭料理を提供し、田園風景を眺めながら、のんびりと過ごしてもらえる宿をしたい」というおもいからオープンされたのが農家民宿です。
まとめと感想
産直ブースや宿泊お料理で、季節限定ではありますが、手作りの秋田名物「いぶりがっこ」も提供なさっています。
いぶりがっことは、漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、大根を 囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物だそうで、秋田 の方言で漬物のことを「がっこ」と呼ぶことからその名がつけられたんだそうです。
秋田のきりたんぽは有名ですが、「いぶりがっこ」というのは、初めて聞きました。
お漬物=熱々のご飯というイメージしかなかったのですが、このいぶりがっこはパンとかチーズにも良くあうようで、クックパットで面白いお料理レシピが紹介されていました。
自分で収穫した新鮮お野菜を、調理してもらえる贅沢を体験できるところって都会にはなかなかありません。
見たこともない虫たちに遭遇しながらの体験なのかもしれませんが、こういう経験は本当に気持ちを豊かにしてくれますね。
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