茨城県龍ケ崎市(りゅうがさき)に農業体験民宿【半兵衛】を、同窓生の仲間5人ではじめた岡野順さんと奥さまの千恵さんが人生の楽園の主人公。
この龍ケ崎市(りゅうがさき)は、ロケーションのよさから、多くのテレビドラマやCMの撮影も行われているんです。
最近では、今話題のフジテレビ系日曜ドラマ「OUR HOUSE ~わたしたちのいえ~」の第2話に、に龍ケ崎市内のロケーションが登場。
また、報道ステーションで放送されたSUNDAY3.11特集「がれきの中のプレイボール」は、東日本大震災の被災地の少年野球チームが起こした奇跡の実話を伝えるドキュメンタリーだったのですが、その避難所や学校の教室に旧長戸小学校(龍ケ崎市半田町65)が使われています。
そんな素敵な場所で、農業体験民宿【半兵衛】を岡野順さんご夫妻がオープンなさった経緯からみていきましょう。
チーム半兵衛をオープンしたきっかけ
故郷に戻って、岡野さんがまずやったことは、同窓生たちの名簿作り。
それ以後、毎年、同窓会を開くことになりました。
それから5年後の2008年、近所の農家さんから「空き家を借りてくれないか」と自家の畑で野菜づくりなどを行っていたメンバーに声がかかったのです。
「地域のために何かやれないか」と考えぬいた結果、辿り着いたのが「農業体験民宿」でした。
その空き家をリフォームし、2011年にオープンさせたのが、農業体験民宿『半兵衛』です。
半兵衛オープンまでの道のり
空き家のリフォームは手作りに徹し、大工や造園家などを含むメンバーでほぼ材料費だけで改修ができたものの、細かい部分で民宿の許可取得は難航します。
今年、2016年に入ってから、空き家利用としての民泊施設の許可がおりやすくなっていますが、当時はまだまだ大変で、オープンは2011年までずれ込みました。
なのでその間に、『半兵衛』のオープンに先立ち、定食屋「つくばの里」を2010年にオープンしています。
『半兵衛』オープン後は、東京から会員を集めますが、会員数は増えずに経営も難航。
そんな時、「龍ケ崎グリーンツーリズム推進協議準備会」が同民宿に注目したのがきっかけで、裏山を掃除するボランティアスタッフが現れたり、モンゴル人の数家族が滞在する宿としての利用がみられるようになりました。
現在は、生産者の高齢化により続けられなくなったブドウ(巨峰)園の管理なども引き受けていらっしゃるようです。
・住所:〒301-0801 茨城県龍ケ崎市板橋町1705
・電話番号:090-1253-2589/FAX番号:0297-62-6840
・客室数:8畳・10畳:各1室(最大5名まで)
・料金:(1泊2食)6,000円
・営業時間:11:00~18:00
・休日:定休日なし
*URL:http://npo-biolife.jp/hanbei/index.html
○農業体験メニュー
・野菜作り
・味噌作り
・こんにゃく作り
・農作業5時間コース、3時間コース
*アクセス:圏央道:稲敷ICより約25分、阿見東ICより約30分
まとめと感想
ちなみに民泊とは?
民泊の定義は範囲が広く、民家に泊まることの総称を民泊といいます。
例えば、友人の家に泊まりに行くことも民泊ですし、旅行先で知り合った人の家に泊めてもらうのも民泊。
その際、お金を支払うかどうかは関係なく、以前は、無償で民家に泊まることが民泊のイメージでしたが、最近の民泊は少し捉え方が変わってきており、旅行者を有償で受け入れるビジネスモデルとして登場しています。
以前からも、体験型として、農林漁業分野や【半兵衛】さんのように、農業における体験型の民泊もあって、民泊の定義は様々なようです。
空き家の活用方法として、法の緩和があり、民泊が検討されている動きがあります。
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