藤澤潔(きよし)選手は2016年の9月から始まるリオパラリンピック2016で活躍が期待される車いすバスケットボール選手の一人です。
このリオパラリンピック出場の切符獲得に貢献したのが、藤澤潔選手です。
2015年10月に行われたリオパラリンピック出場のためのアジア・オセアニア最終予選では、12チームで競い合い、上位3チームがリオパラリンピックに出場出来るのですが、日本のピンチを救ったのが藤澤選手のゴールだったのです。
ここでは、藤澤潔(きよし)選手について、プロフィールや経歴についてまとめてみました。
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プロフィール
・名前:藤澤 潔(ふじさわきよし)
・生年月日:1986年7月26日(30歳)
・出身地:長野県長野市
・学歴:国立長野高専生産環境システム専攻卒
・所属チーム:埼玉ライオンズ
・ポジション:SG(シューティングガード)
・持ち点:2.0
*すでにご結婚なさっていて、藤澤選手には、妻の涼子さんと長男の陽也(ひなり)くんがいらっしゃいます。
リオを目指して厳しい練習を続ける中で、支えとなったのは家族だったそうです。
車椅子バスケットを始めたきっかけと経歴は?
5歳のときに跳び箱から落ちて脊髄を損傷。
それ以降、幼いころからずっと車いす生活をなさっています。
そんな時、お母さまの勧めで車椅子バスケットボールに出会い、高校1年生から地元長野のチームで競技を開始。
ロンドンパラリンピックでは、惜しくも日本代表入りを逃してしまいました。
26歳のとき関東の強豪・埼玉ライオンズに移籍。
そして、昨年2015年に初めて日本代表入りを果たし、今年2016年9月のリオパラリンピックの代表の座も射止めました。
藤澤潔選手の強みは?
藤澤潔選手の強みは、正確無比なミドルシュートです。
持ち点2.0とローポインターながら、高いシュート成功率を誇ることができるのです。
憧れている選手はイギリスのジョン・ポロック選手だそうで、ジョン・ポロック選手も持ち点2.5というローポインターながら3ポイントシュートを決めまくっていた姿を見て、自分もこういうスタイルを目指そうと決めたそうです。
4年前のロンドンパラリンピック時は体力が安定せず、試合終盤になるとシュート精度が落ちていたため代表入ることができませんでした。
今回は、その弱点を猛練習でカバー、現在は試合終盤でも落ちないシュート精度を得ることができています。
車椅子バスケットボールのルールは?
車椅子バスケットボールのルールは、通常のルールとは少し違っていて、大きく違っているところは、ダブルドリブルがないところで、ルールは以下のとおりです。
人数は同じですが、ゴールの高さが同じと言うのは驚きました。
立ち姿勢と座り姿勢の身長差ってかなりあるとおもうのです。
より正確なパスやシュートが求められますよね。
- 1チーム5人プレイ。
- コートの広さ、ゴールの高さは一般のバスケットボールと同じ。
- ダブルドリブルはない。
- 1回のドリブルに付き2回以内のタイヤ操作が許されており、3回以上こぐとトラベリングになる。
- 大きな特徴は「持ち点」。
- 障害の程度に応じて、1.0から4.5まで0.5刻みで8段階の持ち点が決められている。
- 出場する5人の持ち点の合計は14.0以内で構成されなければならない。
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まとめと感想
リオ五輪が終わって、次はリオパラ。
ちょっと前に、予算がなくて、出場選手の誘致ができない旨のニュースをみたのですが、4年に1度の大きな大会です。
出場予定の各国全ての選手が参加できることを願っています。
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