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子宮頸がんワクチンは誰のためのもの?製薬会社と政治家のため?


子宮頸がんの予防効果を期待され、10代の女性を中心に338万人以上が接種した「子宮頸がん(HPV)ワクチン」
2009年に承認、その後、定期接種化されました。
ところが、接種後、副作用(副反応)で原因不明の体の痛みなどを訴える人が相次ぎ、やっと重い腰を上げた国が積極的な接種呼びかけを中止する事態となりました。

副作用を訴える女性63人が国と製薬2社に賠償請求

2016年7月27日に女性63人が国と製薬2社に賠償請求・4地裁(東京28人、名古屋6人、大阪16人、福岡13人)に提訴。

子宮頸(けい)がんワクチンを接種した若い女性らが全身の痛みなどを相次いで訴えている問題で、23都道府県に住む15~22歳の63人が27日、国と製薬会社2社を相手に1人1500万円の損害賠償を求めて東京など4地裁に一斉提訴した。出典:yahooニュース

製薬2社とは、

・グラクソ・スミスクライン(英)---サーバックス
・メルクの子会社MSD(米)---ガーダシル

子宮頸がんについて

「がん」と聞くだけで物凄いイメージがあるのですが、子宮頸がんはじつはそれほど怖いものではないのです。

出典:http://www.thinker-japan.com/

子宮頸がんとは、子宮の出口付近である子宮頸部(しきゅうけいぶ)にできるがんです。
子宮の中にできる「子宮体がん」と異なり、原因のほぼ100%は、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染によって起きるとされています。
多くの場合、このウイルスは性交渉によって人から人へ感染するとされ、中でも発がん性のあるHPVには、女性の約80%が一生に一度は感染していると推定されます。
このため、性交渉経験のあるすべての女性が、実は、子宮頸がんになる可能性を持っているとされています。
現在では、がんによる死亡原因の第3位で、子宮頸がんは、近年、20代後半から30代の女性に急増し、発症率が増加傾向にあります。
女性特有のがんの中では乳がんに次いで第2位。
特に20代から30代の女性においては、発症するすべてのがんの中で第1位となっています。

子宮頸がんの原因はウィルス

ドイツ人のウイルス学者であるハラルド・ツアハウゼン氏は、1976年に「HPV(ヒトパピローマウイルス)が子宮頸がんの原因である」という仮説を発表。
そして、1983年に子宮頸がん腫瘍の中にHPV16型のDNAを発見します。
翌年には、HPV18型のDNAも同腫瘍中に発見し、この研究結果を元に2006年には、子宮頸がんワクチンが製造されました。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、パピローマウイルス科に属するウイルスの一種で、現在確認されているだけでも約200種類あり、このウイルスは、大きく2種類に分けられます。
皮膚に感染する上皮型と粘膜に感染する粘膜型です。
この粘膜型のうち、発がん性の高い15種類が、子宮頸がんの原因とされています。
具体的に示すと、HPV16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68,73,82,(ときに26,53,66)型。
実際には、これらの発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しても90%以上は、免疫により体内から自然に消失するため、子宮頸がんに進展するのは、約0.1~0.15%とごくわずかです。
また、子宮頸がんになるまでには通常、数年~十数年かかると推測されています。
そのため、子宮粘膜に異常が見つかったからといって、安易に手術するよりも、観察が大事であるという専門医もいるほどです。

そもそもワクチンの効果自体が?

現在、子宮頸がんワクチンにはサーバリックスガーダシルの2種類があります。
この子宮頸がんワクチンが予防できるのは、HPV16型と18型。
全ての発がん性HPVの感染を防げるものではありません。
「ワクチンを接種しても子宮頸がんにかかる可能性がある」と製薬会社もはっきりと述べていること。
また、特筆すべき点は、日本人の子宮頸がんの原因はHPV 52・58型が比較的多く、HPV16・18型は全体の約60%ということなのです。
そのためHPV16・18型予防に製造された輸入ワクチンは、日本人には予防効果がさらに期待薄であるということです。
HPV52・58型に対する予防効果は10%程度だそうです。
現代の医学の通説上、子宮頸がんの原因とされるHPV(ヒトパピローマウイルス)ですが、「実は、このウイルスには子宮頸がんと直接の因果関係がない」と指摘するレポートがあります。
「子宮頸がんワクチンの大ウソを暴く(マイク・アダムス著:原題”The Great HPV Vaccine Hoax Exposed”)」 の中では、
アメリカのFDA(連邦食品医薬品局・日本の厚労省にあたる機関)が、子宮頸がんワクチンを認可する以前の2003年の時点には、「HPV(ヒトパピローマウイルス)は危険なウイルスではなく、感染しても自然に消滅するものである。
健康への長期的な悪影響はなく、子宮頸がんとの関連性はない」と認識していた事実が明らかにされています。
ヒトパピローマウイルス自体は、ごくありふれたウイルスであり、健常者の命を危険にさらすようなものではないということなのです。
更に、マイク・アダムス氏は、このレポートの中で、子宮頸がんワクチン「ガーダシル」が、逆に子宮頸がんの発生リスクを44.6%も増加させることを示すFDAの書類を取り上げています。
また、『月刊日本』2014年3月号では「安倍総理!子宮頸がんワクチンをやめて下さい」
と題する特集記事が掲載されました。

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被害者に対する国の政策は?

国はこれまで、実態が明らかになっていないとして救済の判断を保留にしてきたましが、去年9月、「接種との因果関係が否定できない場合」は救済する方針を固め、医療費などの給付を始めています。
ところが、被害者団体が今春行ったアンケートから、回答者の約5割が、現状、国の救済制度に申請を行っていないことが判明。
届出方法などがわからなかったり、そういう救済システム自体を知らない方が殆どなんだと思います。
いくつかの団体の中で、もっとも積極的に活動している団体が下記です。

全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
TEL&FAX:042-594-1337
〒191-0043 東京都日野市平山5-19-11
URL:http://hpvv-danger.jp/
 
また、こんな動画も見つけました。

弁護士 南出喜久治の講演  (Youtube動画より)

接種女性らが一斉提訴へ

2016年7月27日に、国が一時、積極勧奨の対象としていた子宮頸(けい)がんワクチン(HPVワクチン)をめぐり、重い副反応症状を訴える全国の女性約60人が、国と製薬会社2社に損害賠償を求める訴訟を東京、大阪、名古屋、福岡の各地裁に一斉に起こします。

全身の痛みや記憶障害は、予防接種が原因なのか。こうした副反応を「薬害」とする原告側に対し、世界保健機関(WHO)や学会は接種を強く推奨するなどワクチンの評価は二分している状態。製薬会社側は有用性を強調しており、法廷でも双方の主張が真っ向から対立しそうだ。
出典:yahooニュース

やっとここまでこぎつけた、という感じです。

まとめと感想

私は、この子宮頸がんワクチンの副作用について知ったとき、またか、という思いと、トムクルーズの古い映画「ミッション・イン・ポッシブル」を思い出してしまいました。
製薬会社が、私服を肥やすために、殺人ウィルス「キメラ」をつくり、またそのワクチンも製造するというストーリーです。
まずウィルスをばら撒きます。
そのウィルスは、感染力と至死力が極めて高いために、感染から48時間(?だったかな)以内に、ワクチンを打たなければ死亡してしまうという設定です。
いったんウィルスがばら撒かれ、それに感染すれば死ぬことがわかっていれば、それに効くワクチンは売れますよね。
製薬会社はぼろもうけです。これには、政治も絡んでいます。
 
この映画では、その殺人ウィルス「キメラ」がばら撒かれる前に、トムクルーズが奪い取るという設定なんですが、国と製薬会社の陰謀が、フィクションとは思えないくらいリアルです。
個人的に、インフルエンザの予防接種も何のために?と思っているし、予防ワクチン自体に疑問を持っている派なので。

M:I-2(ミッション:インポッシブル2) [DVD]

 
先日はもう60年以上前の「森永のヒ素ミルク」について、放送されていました。
製薬会社の話とは少し違っていますが、いつまでこういうことをくりかえすのかな、と思ってしまいます。
ヒ素ミルクに関しては、製品自体に問題があったので消費者は避けることが出来なかったのかもしれないけれど、ワクチンに関しては、正しい知識を持っていれば、それが必要なのか必要でないのかの判断はつくものです。
ワクチン成分が何で出来ているのか?
そもそもウィルスやワクチンって何なのか?
自分や家族を守るため、正しい知識を身に着けてほしいと思います。

森永ヒ素ミルク中毒事件の出来事が、「母と子 あの日から~森永ヒ素ミルク中毒事件60年~」と題して、ETVで放送されます。番組では、「原因がわからずに自分を責めた」とおっしゃるお母さんがとても印象的でした。ここでは、「森永ヒ素ミルク中毒事件」
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