12月22日に、2016年の最後を締めくくるこぐま座流星群が極大を向えます。
こぐま座流星群の出現期間は12月17日~12月26日で、通常の活動については、検出される年とされない年があり、極大日になっても,あまり目立った出現を見せないと思えば,突如として突発出現を見せることもある、ちょっと気まぐれな流れ星です。
こぐま座流星群の記録は、1449年の中国の存在する記録が最古で、日本では、1795年に記録があり,1799年にも記録が残っています。
活動は、1945年に突発出現。
その後も1981年や1986年、1992年そして直近では2000年に突発出現が観測され、前回は2014年に明瞭な活動がありました。
昨年2015年は、ピークを迎える極大時刻がお昼頃だったこともあり、目立った出現は捉えられていないのですが、今年2016年の条件はそれほど悪くはありません。
ここでは、こぐま座流星群の見頃のピーク時間や方向・方角についてまとめてみました。
ピーク(極大)の時刻と見頃の時間は?
こくまざ流星群がピーク(極大)を向かえるのは12月22日の17:00頃です。
この日は、冬至の後で、まだまだ日照時間が短いので、17:00ですでに真っ暗になっている地方は、暗くなってすぐに観測してみてください。
と言うのは、最大でも1時間あたり数個程度の流れ星しか出現しない上に、深夜からは下弦過ぎの月明かりもあって条件が厳しくなるからです。
なので、見頃のピークは17:00~23時位の間ということになります。
出現数が少ないからこそ、こぐま座流星群を見ることができたらとってもラッキーなので、事前にお願い事を準備しておくほうがよいかもしれません。
見る方角や方向は?
方角は、真上です。
こぐま座流星群は、星座の中で最も北に位置する星座で、輻射点の高度が一晩中高い(真上)です。
北に位置する星座だから北を見ればよいのか?というとそうではなくて、こぐま座流星群に限らず、流れ星は、四方八方から流れて消えていきますから、見る方角は基本的に「真上」です。
ただ、この時期、真上をながめることができる公園などは、思ってる以上に冷え込みます。
しかも、10分も真上を観ていると、首もかなり痛くなってくるので要注意です。
月と火星も接近
実は11月6日の夜は、月と火星も接近するという、豪華な夜空が繰り広げられます。
火星の接近は、5月31日の地球最接近に比べるととおいのですが、それでも、依然としてかなり目立っているはずです。
暗い場所だったら、並んだ様子は肉眼でも観測可能です。
月と木星も接近
流れ星ではないのですが、空を見上げると、とても輝く木星が月と接近するのが12月13日の明け方です。
月の方向を見てしまうと、流れ星は月明かりに負けて観測しづらいのですが、こちらもちょっとロマンテックな演出です。
まとめと感想
いよいよ2016年も終盤にはいってきました。
冬至、そしてこぐま座流星群とバタバタと慌ただしい日常の隙間の夜の空はクリスマスのイルミネーションに負けないくらい、とっても綺麗です。
2017年はしぶんぎ座星群からスタートです。
2017年のしぶんぎ座流星群は、かなり好条件での観測が期待できそうです。しぶんぎ座流星群は、お正月に多くの流れ星を見せてくれる縁起の良い流れ星で、毎年1月1日頃から1月5日頃に活動が活発になり、3日頃にピークを向えます。ただ、活発な活動がピ しぶんぎ座流星群2017見ごろのピーク時間や方角方向は? - リバティ |
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