地上波初で、トムクルーズ主演の「オブリビオン」が放送されます。
この映画もトムクルーズ作品の中で大好きで3回くらいみたかな?
ストーリーは未来を描くSFアクションなのですが、その中に潜む永遠を感じさせるラブストーリにぐっと心を奪われるのですよ。
また、トムクルーズが地球で緻密基地にしている小屋のシーンがは景色がとても美しいのです。
ここではオブリビオンのネタバレと感想をつづってみました。
ストーリーとネタバレ
2077年の地球。スカヴと呼ばれるエイリアンの攻撃により壊滅的な被害を受け、土星の衛星・タイタンへの人類の移住計画が進んでいました。
ジャック(トム・クルーズ)は妻のヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)とたった2人で地球に残り、地球を守るドローンのメンテナンスに当たっています。
セキュリティのために過去の記憶を消去された2人には、過去の記憶は残っていないのですが、ジャックは何度も同じ女性が登場する夢を見続けていたのでした。
それは、エンパイアステートビルで女性とデートをする夢です。
ジャックは、地球で仕事をする偵察ロボットを修理すると、異変がないか地球を偵察します。
そして偵察が終わると、古ぼけた小屋(秘密の隠れ家)に向かうのがジャックの楽しみでした。
そこには、昔ながらのレコードがあり人間が生活していたであろう場所です。
任務が残り2週間となったある日。
燃料電池を狙ってドローンに攻撃を仕掛けてきたスカヴと戦ったジャックは、自分を生け捕りにしようとした敵に違和感を覚えます。
そんな中、ジャックは妻にも秘密にしている古ぼけた小屋(秘密の隠れ家)で謎の飛行物体が落下するのを目撃します。
司令本部のサリー(メリッサ・レオ)に、宇宙船の様子を見に行くのはドローンに任せるように命じられるのですが、従わずに現場へと向かうとそこにはNASAの宇宙船が。
墜落してバラバラになった機体のそばには、人間が入った冷凍睡眠の装置がいくつか転がっていました。
そして、その中のひとつに、ジャックが度々夢に見てきた女性(オルガ・キュリレンコ)がいるではありませんか!
装置を回収しようとすると、何故かドローンが次々に装置を破壊していくなか、ジャックはドローンの暴走を制止し、夢に出てくるその女性ひとりだけをなんとか救出し、ヴィクトリアが待つ基地に連れ帰ります。
冷凍睡眠から目覚めたジュリアと名乗る彼女は、ジャックを知っていて、「ジャック」と声をかけられます。
ジュリアに頼まれ、宇宙船の墜落基地にフライトレコーダーを回収にむかうと、それを阻むように覆面の男たちに襲われてしまいました。
ジャックが息を取り戻して目を覚ますと、彼の周りには多くのレジスタンスが立っていました。
そして、レジスタンスのリーダーから、「戦争が起こったことはなく、全ては作り話で地球にはスカヴスというエイリアンもいない」ことを告げられるのです。
そんな時、ドローンがいきなり人間を攻撃。
ジャックはジュリアをつれて逃げ、廃墟と化したエンパイアステートビルへいきます。
そこで、今度は逆にジュリアから地球の話を聞くことになるのですが、ジャックはそのことが信じがたく、あまりにも知りすぎているジュリアに対して怒ったように、語気を強めてたずねます。
「Who are you?」
「I'm Your Wife」
これで、毎晩見ていた夢の意味をジャックは悟ったのでした。
このセリフのシーンが、このオブリビオンの中で、一番好きです。
トムクルーズの驚いた表情がと演技がすばらしく何度もこのシーンだけ繰り返して見てしまったほどです。
このあと、ジャックがだまされていた事実が明るみに出てきます。
2018年に宇宙を出発したジャックたちは、土星のタイタンへ向かう途中に巨大衛星の軌道に乗ってしまいます。
ジャックは乗組員をカプセルに乗せ、地球の軌道上に発射、そのときにジャックとビクトリアが宇宙船ごと衛星に捕まってしまっていたのでした。
そしてそのジャックは、自身ではなくクローン。
全ての戦いが終わった3年後、ジュリアは、かつてジャックが地球で秘密基地にしていた小屋でジャックの娘と共に暮らしていました。
そこへジャックのクローンがやってきて微笑みあって映画は終了です。
まとめと感想
映画を見るだけではなかなかストーリがつかみにくい映画です。
見どころはトムクルーズのアクションと、廃墟と化したエンスパイアビルでのシーン。
そうぞお楽しみに!
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