獣医師・服部幸(はっとりゆき)先生の東京都江東区にある猫専門病院「東京猫医療センター」が4月24日の情熱大陸で放送されます。
私も猫を飼っているので、動物病院情報にはかなりアンテナを立ていて、評判と診察料を調べてみました。
「東京猫医療センター」では、年間8,000件以上、猫だけを診察していらっしゃるそうで、セカンドオピニオンとして遠方からも来られる様なので、既にご存知の動物病院かもしれません。
ここでは、情熱大陸で放送された、服部幸の猫専門病院(東京猫医療センター)の評判や診察料金について調べてみました。
目次
「東京猫医療センター」について
- 住所:東京都江東区森下1-5-4
- TEL:03-6240-2271
- 休診日:水曜日
- 営業時間:9:00~12:00、16:00~19:00
診療内容
健康診断、各種血液検査、レントゲン検査、尿検査、超音波検査(心臓検査、腹部検査)、心電図検査、血圧検査、皮膚科検査、内分泌検査(糖尿病、甲状腺機能亢進症など)、眼科検査、歯科検査、腫瘍科検査、行動に関するご相談、去勢手術、避妊手術
*診察予約は受け付けていないようです。
*あと、2つのお部屋が選べるペットホテルもあるようです。
*2013年にはISFM(国際猫医学会)から国際猫医学会からアジアで2件目となるキャットフレンドリークリニックのゴールドレベルに認定。
ホームページ ⇒ http://tokyofmc.jp/
猫飼いさんにとっては、気になる猫専門医療センターですが、ホームページ内に、料金案内がないので、口コミ欄から調べてみました。
診察料金は高めなの?
人間の病院であれば、今までの経験からなんとなく診察料の検討はつくのですが、動物病院で診察料が提示してない場合は、知り合いに言ったことがある人がいれば直接聞いてみる、のが一番ですが、ひたすら評判を探すか、直接病院に問い合わせるしか方法がありません。
とはいえ、診察料金の目安が少しでも分かっておくと、問い合わせもしやすいものです。
診察料金については、「高め」という書き込みと、具体的にいくらかかったかということが記されていました。
1.費用は、確かに、一般的な町の動物病院よりは割高です。
(例:尿検査3240円、エコー腹部5400円 保険適用無時)
2.結膜炎と避妊手術 40000円 (備考: マイクロチップ代込み)
3.腎臓・泌尿器系の疾患 10000円 (備考: 一回3000~10000円くらい。)
引用:https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/131365
1.の場合は、尿検査やエコー腹部の他、初診料もしくは再診料、あとお薬が処方されていればお薬代と消費税が加算されるのでしょうか?
2.については、私は福岡市在住なのですが、メス猫の避妊手術の相場は30,000円(1泊入院、術後の抗生剤、抜糸代含む)です。
マイクロチップ代は確か8,000円でこれは、福岡市獣医士会の規定なのか?、どこも一律8,000円(一昨年くらいまで)だった記憶があります。
目薬も処方されたとなると、お薬代が1,500円くらいでしょうか?
*予断ですが、私は目薬ほか、病院で処方されたものはネットショップ良く購入しています。
3.の腎臓・泌尿器系の疾患の場合、最初の検査代は別として、継続した通院の場合は毎回の点滴と、定期的な血液検査ということでしょう。
私が腎臓病で定期通院していた病院は点滴代+再診料=3,500円+消費税でした。
地方在住の私からすると、東京の病院はべらぼうに高い!というイメージがあったのですが、思ったほどでは、という印象なのですが、いかがでしょうか?
診察については、
- 猫をちゃんと見ずに検査ばかりされる
- 猫のみ別室に連れていかれ目の前で診察しない
という声もあがっています。
推薦の声は動画をどうぞ。
服部幸(はっとりゆき)獣医師のプロフィール
・1979年2月14日生まれ(37歳)
・愛知県出身
・血液型:B型
・獣医師の家に生まれる
・北里大学獣医学部卒業
・2年半の動物病院勤務
・2005年よりSyuSyu CAT Clinic 院長を務める
・2006年にアメリカのテキサス州にある猫専門病院 Alamo Feline Health Centerにて研修プログラム修了。
・2012年東京猫医療センターを開院する
・2014年 JSFM(ねこ医学会)理事
・10年間、猫の専門医療に携わる。
・趣味、特技:は水泳。愛読書は動物医療関連書籍と東野圭吾さんの本
・好きな映画:ゴッドファーザー
・好きなアーティスト:X JAPAN
・好きな場所:ニューヨーク
・座右の銘:継続は力なり。
また、沢山の本も出版なさっています。
・ネコにウケる飼い方 (ワニブックスPLUS新書)
・ネコの本音の話をしよう (ワニブックスPLUS新書)
・ネコの看取りガイド
・猫の寿命をあと2年のばすために 獣医師が教える愛猫と長く一緒にいる方法 (TWJ books)
・ネコのキモチ解剖図鑑
・ねことわたしの終活手帳_いま、わたしにできる 12歳からのねこ生活
猫専門病院を作ろうとおもったきっかけ
服部先生は、子供の頃かr野生動物に関心をもっていらして、もともとは動物学者を目指して、北里大学獣医学部へ入学なさいます。
そこで、出欠をとらないのに毎回出席率の高い病理学の教授に影響を受け、この教授のゼミに所属。
そこでは、全国の動物病院から送られてくる動物の腫瘍を診断することをしていました。
その頃から、動物と飼い主の双方の役に立ちたいと思うようになったそうです。
この思いは、「東京猫医療センター」の治療方針として現れていて、今夜の番組内でも放送される肝?かなとも思います。
<番組内容>より
乳がんの再発と転移を繰り返す11歳の猫は半年間治療を続けるも増殖するがんに処置が追いつかない。
一体いつまで抗がん剤を投与し手術を続けるのか、猫と飼い主の幸せな時間を最優先に服部は徹底的に悩み抜く。
「飼い主の不安や辛さを少しでも和らげて初めて成り立つ仕事、答えは一つじゃない」愛猫との別れを前にした飼い主に、服部がかけた言葉とは?
そして、初めて勤めた動物病院で、手術を終えた猫が、気配を消そうと息を潜めていることに気がつきます。
この行為は、猫の本能で、強い動物への警戒心からくる行為で、子rを見た服部先生は、犬などのほかの動物と一緒のストレスは、治る病気も治らないのでは?と考えて、猫専門の動物病院を設立なさいます。
「東京猫医療センター」のある場所は、都営新宿線と都営大江戸線が乗り入れる森下駅から徒歩1分。
飛行機や車で来院する飼い主も便利なアクセスと、都会と下町が重なる町の情景に魅了され、この地を選んだそうです。
明るい光がよく入る5階建てのクリニックは、1階を待合室、2階と3階を診察室や手術室と完全に分けてあり、これも、診療を待つ猫が診察中の猫の声が届かないようにとの配慮だそうです。
まとめと感想
診療項目の中で、私が1番気になったのは、光線温熱療法。
主に小動物の悪性腫瘍を直接治療することを目的とした機器で、この機械を使用することで、活性酸素によりがん細胞を直接的に壊死させる「光線力学療法」と、がん細胞のみを壊死させる「温熱療法」を組み合わせた治療法だそうです。
半年間の抗がん剤治療を行った猫がいたのですが、最後はお薬が効かなくなったことと、肝臓が機能しなくなったようで、とて辛い状況でした。
これからは、こんな風に新しい治療法が見つかって、今まで以上に長生きする猫さんも増えるはず。
スーパードクターじゃないので、教科書通りに一生懸命やる。
とおっしゃる服部先生だけじゃなく、私たち飼い主も、きちんと勉強する必要がありますよね。
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