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隠岐國学習センターの入学方法や入学金や月謝は?都会からも通える?


島根半島に浮かぶ離島の「隠岐國(おきのくに)学習センター」と副長兼学習塾講師・大辻雄介が10月8日のクロスロードの主人公です。
出典:http://www.tv-tokyo.co.jp/crossroad/

隠岐國学習センターとは、隠岐島前高校と連携した公立塾です。
「グローカル人材の育成」という島前高校と共通の目標を掲げ、ひとりひとりの進路実現を支援している学校で、公立なのに校舎も授業風景も今までの学校とはまったく違っていて、まるで昔の寺子屋のようです。(*グローバルではなくグローカルです)
副校長の姿も、和服ですね。
この姿で、毎日授業をされているわけではないようですが、ユニークさや、大辻雄介氏が取り組むインターネットを活用した新しいカタチの教育は、いま全国から注目を集めていて、島外からの入学を希望する生徒たちもふえてきています。
ここでは、「隠岐國(おきのくに)学習センターについて入学金や授業料も調べてみました

隠岐國(おきのくに)学習センターとは

隠岐國学習センターとは、地域の公営塾として隠岐島前高校と連携した公立で2010年6月に設立されました。
今では3学年あわせて約130名が通っており、高校と連携して考えられた、ひとりひとりの進度にあわせたカリキュラムで学んでいます。

設立の背景は?

設立の背景にあるものは、進学塾や予備校、家庭教師といったものが乏しい離島においては、「島で子どもを育てると、(学力が伸びず)大学進学に不利」という‘常識’が根深くあり都会と僻地の教育格差は拡がる一方であると一般的に言われています。
そこで、隠岐國学習センターは、
離島・過疎地域が抱える都市部との教育格差を解消し、地域の子どもたちの自己実現を地域総がかりで支援する新しいモデル作りを目指すこと。
また、生徒にとって最適な進路実現の支援を目標とし、基礎学力に加えて社会人基礎力の醸成を図ることを目的に「高校卒業までは島の子どもは島で育てる」という信念を実現するために、地域の手で設立されました。
隠岐島前高校に通う生徒は都市部とは異なり、学力も進路希望も非常に多様です。
また離島には塾や予備校といった選択肢が少ないことから、進学に対して不利になるのではないかという懸念があります。
そこで、隠岐國学習センターは、幅広い学力層の生徒の学習をサポートし、進路実現を支援するために設立されました。

隠岐國学習センター詳細

こちらは新しくできた交流センターで、誰でも利用することができるフリースペースです。
おしゃれなカフェのようです。

http://www.oki-learningcenter.jp/community-space/

入学金・入会費・月謝など

入会料 :無料
月謝
・1、2年生:10,000円/月(税込み)
・3年生:12,000円/月(税込み)
*別途教材費実費(年間1〜3万円)程度負担

住所とアクセス

・〒684-0404
・島根県隠岐郡海士町福井1339
・TEL 08514-2-0310
・FAX 08514-2-0133
菱浦港より徒歩5分。

進学の実績

・4年生大学の他短期大学、専門学校など、通常の普通科の高校と同じように進学されています。ここでは、4年製大学の一例だけ挙げておきます。

    • 茨城大学 人文 人文コミュニケーション
    • 島根大学 法文 法経
    • 島根大学 総合理工 建築・生産設計工
    • 島根大学 生物資源 生命工
    • 高知大学 人文 社会経済
    • 公立 島根県立大学 看護 看護
    • 島根県立大学 総合政策 総合政策
    • 鳥取県立鳥取環境大学 環境 環境
    • 山口県立大学 国際文化 文化創造
    • 私立 桜美林大学 リベラルアーツ リベラルアーツ
    • 法政大学 現代福祉 福祉コミュニティ
    • 慶応義塾大学 環境情報 環境情報
    • 早稲田大学 スポーツ科学 スポーツ科学
    • 京都産業大学 経営 経営
    • 近畿大学 産業理工 経営ビジネス
    • 立命館アジア太平洋大学

就職の実績

就職した人がもともと少ないのですが、就職先についてもご紹介しておきます。

  • 広島 有限会社共楽堂 販売
  • 出雲 有限会社アイディーワーク 建設
  • 隠岐 隠岐汽船株式会社
  • 松江 ホテル玉泉 接客

大辻雄介プロフィールと経歴

・2年半前に、大手通信教育会社を辞め東京から移住してきて、副長兼学習塾講師として取り組んでいる、
・ 大手進学塾・予備校にて算数/数学講師や教室長をしたのち、通信教育会社ベネッセコーポレーションに転職。
・ICTを活用した教育の事業開発を担当。
*いかにして授業が愉しくなるかを追求し、隠岐國学習センターでは数学・現代文を指導
*島の教育のICT活用を推進し「新しい教育の方法論」を企画している。
インターネットを活用した新しいカタチの教育が、いま全国から注目を集めています。
大辻雄介氏が取り組んでいるのは、インターネットを活用した新しいカタチの教育。
離島や過疎地域で競争相手がいなかったり、離島のため船が欠航してしまうと塾に行くことが出来ないといった問題に、インターネットのライブ中継を使い島の生徒たちに遠隔授業を届け、チャットでやりとりを進めるシステムや、最新技術を使って離島の高校生と他地域の高校生を結び合同授業などです。
「この島が日本の未来の縮図。海士町で成し遂げられることはきっと日本でも成し遂げられる」
と、あえて離島に渡り、日本の未来を見つめ突っ走る男が仕掛ける“新たな教育のカタチ”は生徒たちも生き生きとしてとてもたのしそうです。
ここまでが塾についてです。

隠岐島前高校を受験することも可能です。

一般の県立高校と同じように(住所を移す必要はありますが)進学先に隠岐島前高校を受験することも可能です。
その場合は、島根県の教育委員会をご参照ください。

平成29年度入学者選抜 生徒募集要項及び願書等の取り寄せ方について
平成29年度入学者選抜 生徒募集要項及び願書等の取り寄せ方については、10月以降に決定次第本校ホームページにてお知らせいたします。
島根県公立高等学校入学者選抜に関する情報は島根県教育委員会のホームページをご確認ください。http://www.pref.shimane.lg.jp/education/kyoiku/senbatsu/senbatsu_info/
【問い合わせ先】
〒684-0404 島根県隠岐郡海士町福井1403
島根県立隠岐島前高等学校 入試担当
入学者選抜専用TEL:080-2946-3999

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