日本の陶器のような紙の器WASARA(わさら・ワサラ)が、4月19日のガイアの夜明けで紹介されます。
こちらのお品、Ammazon(アマゾン)から購入可能なんですよ ⇒ WASARA 角皿(中) 6枚入 (1袋)
「WA(わ / ワ / 和 / 倭 / 輪 / 環…)」と「SARA(さら / サラ / 皿 / 更 / 新…)」から成る複合語。
循環を意識し、無垢で神聖なまっさらの器であることを意味するそうです。
「わ」という音をもった美しい響きの日本語で、かつ、他の言語圏の方でも容易に発音することができるようにと名づけられています。
音も形も美しいですね。
この紙でできたお皿WASARA(わさら・ワサラ)は、私たち日本人の、美意識や価値観そして習慣までも意識して作られています。
私たち日本人は、お箸を使い、ご飯もお味噌汁も、取っ手のない器は、手に持って食べる習慣があります。
これは、食材を手のひらで包み、ありがたく頂くという精神性の現われだそうで、そんこと考えてみたこともありませんでした。
そんな習慣もしっかり考慮されていて、手の中に納まりやすい形としても工夫されているのです。
そして大きな特徴の1つは、環境への配慮。
紙事態が土へ還りやすい素材ではありますが、WASARAはそれをもっと工夫しているのです。
環境への配慮
人も動物も、木も草も、最後はすべて土に還り、そこからまた新しい命が生まれ、人が集う時間のために使われたあのWASARAもまた、自然界へと循環していきます。
WASARAは、「ASTM-D6400」という認証を取得していて、それによる堆肥化の定義は、
1)二酸化炭素と水、無機化合物に分解される
2)90日以内に細かく分解され、原形をとどめていないこと
3)有毒な残骸物を残さないこと とされているそうです。
原料について
WASARAは、非木材である竹とバガス(さとうきびの搾りかす)を原料とすることにこだわっています
竹は非常に成長が早く、枯渇する心配のない生命力の強い植物。
バガスはさとうきびから砂糖の原液を搾ったあとの搾りかすで、年間排出量は世界中で約1億トンにも上ると言われているそうです。
通常は、燃料としても活用されているバガスですが、未利用のまま廃棄物として処分される余剰なものもあります。
バガスの繊維は広葉樹の繊維に近いことから、紙の原料としても優れた性質を備えており、また、木材に比べてやわらかいため、製紙の過程で必要とされるエネルギーが通常の木材パルプよりも少ないというメリットもあるのだそう。
枯渇が危惧される木材の代わりに、竹やバガスを原料としたWASARAは、自然環境への負荷を減らした、環境に優しい商品です。
製法は、一般に包装緩衝材製造などに用いるパルプモールドという製法でつくられています。
竹とバガスのパルプを漉き上げ、プレス機で熱と圧力によって水分を取り除き、糊や接着剤を使わずに成形。
パルプモールドという、工業製品製造の技術を使うことによって、温かみのある美しい形が生み出されています。
そして、触感を大切にしたWASARAには、これまでの紙コップのような丸められたフチがありません。
さらにその断面はゆるやかに波打っているのが、WASARAの大きな特徴の一つ。
このようにフチを裁断することは、技術的にとても難しいものだそうです。
そのカーブに添った刃が必要とされ、方向を揃えたうえで裁断するために手間もかかります。
また、、手漉きの和紙のような手触りや、手びねりやろくろでつくられた陶器のようにとても繊細な凹凸のある表情は、日本の優れた技術を集結して緻密につくられた「金型」によって生み出されていて、WASARAの美しさは、日本が誇る世界最高峰の金型製造技術があってこそ再現できたようです。
WASARAの受賞歴
2009年度 Design For Asia Award(香港デザインセンター主催)大賞・金賞 受賞
2010年度 グッドデザイン賞(シカゴ建築・デザイン博物館主催) 受賞
2011年度 デンマーク INDEX:Award ファイナリストに選出
WASARAの購入法方法
こんなに手間がかかっているのに、WASARA自体はそれほど高額ではなく、オッフィシャルHPのショッピングサイトから購入することも可能ですが、送料のほうが高いので、Amazonからの購入のほうが便利かもしれません。
新品価格 |
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株式会社WASARA
住所 〒111-0036 東京都台東区松が谷1-7-1
Tel. 03-6383-2631 / Fax. 03-6383-2632
代表取締役 伊藤景一郎
設立 2008年4月
資本金 1,500万円
URL:http://wasara-shop.jp/ ⇒こちらから購入可能です。
まとめと感想
お花見の時期は終ったけれど、これからの季節、バーベキューなど屋外で食事を愉しむ機会も増えてきます。
普通の紙皿ではなくてWASARAを使ってみたいと言う気持ちと、使うのがもったいない気持ちと(笑)。
普通の紙皿だと、すぐにグニャリとなって、大切なお料理を自分の席まで持っていく間に、落としてしまうこともあるのですが、そんなことより、テーブルに並べた時のフォルムの美しさが、お料理をより惹きたててくれ、WASARA1つでいつも以上の贅沢感味わえそうです。
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