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67歳の和菓子職人「水上力」が作る究極の愛の和菓子:情熱大陸

今日、2/14日、バレンタインの日に放送される情熱大陸は、67歳の和菓子職人水上力(みずかみちから)がつくる究極の愛の和菓子

万葉集の中から“愛の歌”を選び、その思いを和菓子で表現するという番組です。

その和菓子職人、東京小石川の「一幸庵(いっこうあん)」の店主の水上力(みずかみちから)さん72候(しちじゅうにこう)の美しい和菓子が買えるお店の場所。

また、昨年出版された書籍「IKKOAN」についても、第二版が増刷されたとのことで、その本が買える場所、購入先などもご紹介したいと思います。

番組内容は

母親が子どもに作るお菓子の中に和菓子はあるのか、と危機感を抱く水上さん。

彼は「和菓子は日本人の生活のから消えようとしている。和菓子屋にできることはまだまだ沢山ある」と語る。

彼の和菓子は繊細かつ圧倒的な表現力を持ち、世界の美食家やパティシエから高い評価を受け、わざわざ教えを請いに来る海外パティシエが後を断たない。

そんな水上さんが、バレンタインデーの新作和菓子作りを始めた。

「究極の愛の和菓子」の誕生に迫るというもの。

番組を見た乾燥記事は⇒ 一幸庵(いっこうあん)水上力さんの2016年究極の愛のバレンタイン

プロフィール

名前:水上力(みずかみちから)

生年月日: 1948年東京生まれの67歳。 江戸菓子屋の四男。

お店「一幸庵」の場所

住所:東京都文京区小石川5-3-15

電話:03-5684-6591

フェイスブックページ:https://www.facebook.com/ikkoan/

経歴

京都・名古屋で和菓子職人としての修行を積み1977年東京小石川に「一幸庵(いっこうあん)」を開店。

国内外での講演や、有名パティスリーメゾンとのコラボレーションなども積極的に行い、和菓子を世界へと発信し続けている。

また、ヴァローナ・ジャポン・エコール東京やフランスの「サダハルアオキ」「ジャン・シャルル・ロシュ」をはじめとするパティスリーメゾンなどとコラボレーションを行っており、その存在は世界にも知られている。

現在次女の夫が二代目職人として修行中だそう。

長女は、水上力さんのお店「一幸庵」の近くで、お店をなさっています。

「Cafe竹早72」 ←フェイスブックページ

この「72」もきっと72候(しちじゅうにこう)のことですね。

そんな、水上さんが作る和菓子は、日本の季節に合わせたとてもステキな名前がつけられているのです。

お菓子の名前が72候(しちじゅうにこう)

日本には、四季を立春や夏至、秋分、大寒などに分けた二十四節気というものがあり、更に3つに分けたものを、72候と呼ぶそうです。

72候には、その季節の情景や旬を表す美しい名前が付いていて、

たとえば1月15日〜1月19日までを指す「雉始雊 」(きじはじめてなく)は、雄の雉が甲高く鳴き、雪のうえに降り立つ頃。

水上さんはこの「雉始雊」に合わせて、雉という彩りによって、雪に色が加わる情景を表現なさっています。

また12月22日~12月26日までを差す「乃東生(なるかれくさしょうず)」とは、夏の枯れ草が芽を出す時期という意味です。

ちなみに、今日のバレンタイン2月14日~2/18までは「魚上氷(うおこおりをはいずる)」という言葉で表され、割れた氷の間から、魚が飛び出る時期という意味になっています。

著書「IKKOAN」について


紹介されているのは、72候(しちじゅうにこう)という暦をモチーフにした、72の和菓子たち。
とっても綺麗なアングルで納められている、この「IKKOAN」は日本語・英語・フランス語の3ヶ国語で作られているのです。
そして今回、好評につき書籍「IKKOAN」第二版が増刷されたとのこと。
ネットからの購入も出来るようです。
「IKKOAN」
ハードカバー 198ページ
価格 3,990円(税別)
*今回クラウドファンディングを絡めなかったため、第一版にくらべて、価格が1000円上がっております
フォトグラファー 堀内誠
プロデューサー 佐藤勇太

取り扱い 一幸庵

URLの「SHOP」から購入が可能です ⇒ http://book.ikkoan.jp/

画像が多用してあるために、ページが重たいです・・・

あと、この本を手がけたクリエーターさんもステキ!なのです。

この本を手がけたのは、クリエイティブディレクターの南木隆助さんほか、クリエイティブチーム。

きっかけは、一幸庵のお菓子を食べて育った南木さんが、水上さんが後継者不足の問題を憂えているという話を聞いたこと。
子供の頃のクリスマスには、ケーキではなくて、羊羹を1本おねだりしたくらいだとか。

そこで、和菓子業界を盛り上げていきたいと水上さんの仕事を世界に紹介する日仏英の三か国語によるブランドブック「IKKOAN」を企画したのだそうです。

南木さんにとって、子供の頃の大切な思い出が沢山詰まった「一幸庵」に、恩返し的なことができたことによって、どれほど幸せだったかしらと思えて仕方がありません。

職業的に、こういったことを企画しやすい立場だったことも幸いするのでしょうが、子供の頃の大切な思い出がまた時代を超えた今、南木さんの大切な思い出として形を変えて刻まれていくのかな、と。

一幸庵の和菓子の味もさることながら、南木さんは子供の頃にきっと、沢山の暖かい言葉や笑顔を、水上力さんからもらっていたのでしょうね。

そんな南木さんのプロジェクトの様子は、下記からどうぞ。

https://greenfunding.jp/miraimakers/projects/1037-72
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