島根県津和野町の『ちしゃの木』というの農家レストランオーナーの青木さんご夫妻が12月10日の人生の楽園の主人公です。
ちしゃの木の建物は、大正時代から昭和の初期にかけて建てられた古民家を再利用したもので、津和野で育った食材を使った十割蕎麦や栗ご飯が人気のお店です。
地域特産物マイスターを取得なさっているオーナーの青木さんは、津和野の特産品、特に「津和野栗」に関しては色々なお菓子や料理を提供されていて、そんなお菓子は町内各所で販売されているほか通販での購入も可能になっています。
ここでは、そんな『農家レストランちしゃの木』の行き方や、メニューや風土菓子について調べてみました。
目次
ちしゃの木をオープンさせたきっかけは?
津和野町出身で家業の農家を継いだ青木登志男さんは、27歳の時、みゆきさんと結婚、二人の男の子に恵まれます。
米、野菜、栗を栽培し日々農業と向き合う暮らしの中で、登志男さんは農業の行く末を案じるようになっていました。
「これからの農業は、原材料生産だけでなく作物を加工し商品として販売することが必要だ」と考えて最初に挑戦したのが、自慢の栗を使ったお菓子作りです。
そうはいっても、農業しか経験のなかった青木さんにとっての加工品づくりは失敗の連続でした。
それでも、諦めに試行錯誤を続けていたのですが、とうとう、体調を崩し2カ月の入院。
病床での青木さんは
「このまま人生終わるわけにはいかない。もういっちょう頑張ろう!」
そう自分自身を奮い立たせ、考えついたのが、趣味で打っていた蕎麦と自宅の栗を使った、地産地消の農家レストランだったのです。
お店のメニューは、学校給食の栄養士をしていた妻・みゆきさんもを考えるなど手伝ってくれました。
また、長男・秀作さんも製菓専門学校を卒業後、栗菓子作りを本格的に手伝ってくれるようになります。
こうして家族の協力の元、2012年3月にオープンしたのが「農家レストラン ちしゃの木」です。
ちしゃの木メニュー
食事メニュー
■十割そば ざるそば 840円
・つゆを付けずに、そのまま食べても十分うまい。
・つゆを付けると十二分にうまい。木灰こんにゃくも、添えて。
■ 十割そば 釜揚げ 840円
・そばを茹でた「そば湯」とともに汲み上げた釜揚げ。
・そばの香り立つ湯気が食欲をそそります。
■うそば・焼き結びセット1,050円
・ざるそば、釜揚げそばと、2色の焼き結びのボリュームたっぷりのセットです。
■蕗(ふき)ごはん630円
・蕗ごはん・刺身こんにゃく・豆腐の燻製・お味噌汁のセット
■勝栗ごはん 630円
・茶碗にたっぷりの栗ご飯に、そば入のお味噌汁。
・茶の湯の懐石のような風雅なご飯。でも懐かしくて、満腹に。
■そばくりセット1,050円
・ざるそば、釜揚げそばと、こぶりな栗ご飯のちょっぴりお得なセットです。
*2016年度は栗がなくなりましたので、「勝栗ごはん」「そばくりセット」は、次の収穫までおまちください。
ヘルシースイーツ・デザート
■おいしいそばつゆゼリー 210円
■プルプル黒蜜こんにゃく 210円
■そばがきせんざい 630円
千舎ノ木の「風土菓子」
千舎ノ木農園でそだった栗や野菜をお菓子にした風土菓子です。
津和野周辺のお店でも購入できますし、お取り寄せ。通販で購入することができます。
⇒ ちしゃの木通販サイト
「農家レストラン ちしゃの木」
・住所:〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町津和野町駅前通りイ140
・TEL&FAX:0856-72-1455
・営業時間:10:00から18:00
・定休日:火曜日、水曜日
*津和野駅から徒歩5分程度
栗の収穫体験
今年はすでに時期が終わってしまっているのですが、毎年9~10月頃に津和野の特産物の一つである「津和野栗」の収穫も体験できます。
栗拾いのコツを教えてもらい、イガに気をつけて栗を拾っていくそうです。
場所は、ちしゃの木さんの栗農園です。
*農園までは津和野駅から車で約30分かかるために、お店に集合してから青木さんが一緒に売れていってくださるようです。
【農園】 〒699-5621 島根県鹿足郡津和野町内美518-1 TEL&FAX 0856-72-1855
まとめと感想
島根県の津和野という街は、車だとあっという間に通り過ぎてしまうほど小さな街です。
けれど、ちょっと足を伸ばせば、小京都と言われるだけあって、古い町並みや住宅はなんとも風情があり、紅葉の時期は街がとても美しく色づきます。
あと津和野といえは和紙。和紙の体験なができる場所もあちこちにあります。
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