神奈川県相模原市のある24時間営業のガソリンスタンドで、土砂降りの日を撮影したドキュメンタリーが再放送で12月9日「どしゃ降りのガソリンスタンドで」というタイトル名で再放送されます。
この番組は、2014年放送回の特別アンコール放送です。
ここではそのドキュメンタリー番組の主役になったガソリンスタンドの場所や、この撮影された日がどんな日だったのかも調べてみました。
目次
撮影日はいつ?
今回放送されるのは2014年と2年以上前のアンコール放送です。
この番組が撮影されたのは、2014年6月5日から6月7日の3日間。
この3日間は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の関東圏内で観測史上最も多い雨量になったことで知られており、6月に降る雨量をたった3日間で記録したほどの雨量でした。
その量は400mmを超えるものだったようです。
道路が川のようです。
ガソリンスタンド場所はどこ?
撮影が行われたガソリンスタンドは、神奈川県相模原市の国道129号相模原の『宇佐美(神奈川販売支店129号)』です。
それぞれの事情や様々な人々
この番組に登場するのは、本当に様々な人達で様々な事情を抱えた人たちです。
こんな大雨の中の給油なのに、何故かみんな嫌な感じではないのが不思議です。
例えば、
長距離ドライバーの運転手という50代位の男性。
これから児童養護施設に預けている子供に会いに行く途中で、子供の母親とは離婚して、母親は子供を引き取らず、置いていったそうです。
長距離ドライバーという仕事柄、家を何日も空けることが多いので、子供を施設に預け、仕事から帰ると子供に面会に行っているそうで、ガソリンスタンドに寄ったのはその途中のことでした。
70歳前後の男性男性
これから河口湖のフリーマーケットに、手製の竹トンボを売りに行く途中によったそうです。
「雨だから中止になるかもしれないけど、小雨決行なんだよ」
と。
中止かもしれないのになぜ行くのかというと、
「こういう時にコネを作っておかないと、売れる時に参加できないんだよ。どんな仕事も楽じゃないよ」。
と、かつては街の電器店を経営していたが、大型量販店の進出で立ち行かなくなり、店を畳んだそうです。
年金だけでは生活できないので、今の仕事を始めたそう。
翌日もまた、この男性が再び同じスタンドによります。
「売れましたか?」
「3000円くらい」。
今回は、ガソリン代を差し引けば赤字そうですが、売れる時には1万円以上になることもあるそうです。
社内には、奥さんと小さなお孫さんが。
家には出戻りのお嬢さんがいて、週末にも仕事に出ているために、孫を預かって3人でフリマに出掛ける生活を続けているのだそうです。
害虫駆除の仕事を自営でやっているという男性
10年前に妻が料理中に突然バタンと倒れ、くも膜下出血で亡くなったそうです。
幼い一人息子はそれから学校でイジメられ始め、小学4、5、6年と殆ど学校に行ってないと。
息子と過ごす時間が作れるからという思いから、会社をやめて独立に踏み切ったそうです。
「世界初」という高周波音によるネズミ撃退器が売りらしいのですが、なかなかし仕事は軌道に乗らず、まだまだ探りの状態だそうです。
左手の薬指にある、亡くなった奥さまとの結婚指輪がとても印象的でした。
これから子供の部活の試合を見に行く途中の女性
この女性は現在、離婚してシングルマザーに。
ところが姉も同じ頃に離婚し、心を病んで子供を残して自殺してしまったそうです。
その子も引き取って、自分の子とともに3人の子供を育てているそうです。
「補欠だから試合に出るわけでもないんですよ。でも、ちゃんと見てるよ、と伝えたくて」
とおっしゃる表情もやはり印象的でした。
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