こけし職人(こけし工人)になった梅木直美さん(48歳):楽園の住人

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こけし職人(こけし工人)になった山形市の梅木直美さんが2月20日に放送される人生の楽園での主人公。
楽園の住人より出典
人生の楽園より出典
その梅木直美さんの催事が、来月3月に京都で行われるようです。

梅木直美さんの催事のお知らせ

期日 : 3月16日(水)~3月21日(月)
場所 : 京都 髙島屋 7階催会場 =第5回 大東北展=

番組内容は

3年前、勤めていた会社を退職し、こけし職人(こけし工人)になった梅木直美さん(48歳)。
山形市で生まれ育った直美さんは、母親が亡くなった事で父・修一さんと暮らし始めます。
週末には、修一さんが作ったこけしの木地に絵付けをするようになりました。
次第にこけし愛好家たちの間で直美さんが絵付けしたこけしが人気となり、「直美さんが木地から作ったこけしが欲しい!」と言われるように。
修一さんも高齢になり、「木地挽きを教わるなら今しかない」と思い、退職を決意した直美さん。
その後、本格的にこけし作りに取り組み始め、2年前からようやく木地挽きをさせてもらえるようになったのだそうです。
まだ全ての工程を任されてはいないですが、師匠の背中を見て技を盗み、伝統のこけし作りを受け継いでいこうと頑張っている直美さんと厳しくも温かく指導する修一さんの紹介です。
 

こけし職人になった梅木直美さんプロフィール

昭和43年山形市生まれ。地元高校を卒業後、民間企業に勤務。
山形こけし工人の父・梅木修一氏に師事し、こけしの描彩を始める。
20歳からこけしの描彩を始め、2013年からは、ろくろを修行するため、長年勤めたカーディーラーを退職、専業となる。
山形こけし工人の父・梅木修一氏に師事し、こけしの描彩を始める。
系統は「蔵王高湯系
住所:山形市泉町15-7
TEL. 023-623-1895
URL:http://profile.ameba.jp/yamajii-kokesi/
 

梅木修一プロフィール

生まれ年:昭和4年生まれ
昭和21年、金山文太郎より、木地業を学ぶ。
昭和31年独立。32年より本人型を発表。
平成7年に内閣総理大臣賞受賞。
直美さんは、梅木修一さんの二女。
 

蔵王高湯系のこけしとは?

手しごと手帖より出典
こけしの歴史を紐解くと、こけしは東北地方独特の工芸品で、江戸時代に農民が農閑期を利用し、子どもの遊び道具として作ったことがはじまりとも言われています。
その後、温泉場のおみやげとして発展し、現在11系統があるそうです。
山形こけしはそのうちの1つの蔵王高湯系で、蔵王温泉を中心に発達。
大きな頭に、三日月型の目。しっかりとした太い胴が特徴だ。胴模様には菊や桜などが鮮やかな色彩で描かれています。
蔵王系は、「遠刈田」の影響を受けて発展したと言われており、差し込み式の頭は大きく、赤い放射状の飾りやおかっぱ頭が多く、どっしりした胴体には、桜くずし模様や重ね菊模様、牡丹模様などが描かれています。
胴が太く、ほかの種類のこけしに比べて柄が華やかで、描彩も決まっていて、菊重ね(きくがさね)と桜崩しが描かれています。
基本色の赤は、魔除けの色。
医学が発達していない時代、子ども達の健やかな成長を願っていた背景がうかがえます。
こけしは伝統の型のようなものがあって、勝手に誰かが真似してつくってもいけないし、模様や形を変えたりしてはいけないため、後継がいないと、こけしは途絶えてしまうのだそうです。

こけし職人(工人)になったきっかけ

直美さんの父親は、山形こけし工人として名高い、梅木修一氏。
幼い頃からその姿を見ていたが、当初、直美さん自身は父の後を継ぎ、こけし工人になろうという考えは全くなかったそうです。
ところが、高校を卒業し社会人となったある日、修一氏のファンから「娘さんの作品をぜひ手にしたい。」と切望され、悩んだ末についに筆をとることに。
初めは、会社勤めをしながら父の手伝いとして、時々柄を描いているだけでしたが、それらのこけしを見た蒐集家(しゅうしゅうか)の方たちから「木地も挽いて!」というお願いをいただきました。
こけし工人は、描彩に加えて木地を挽くことができて一人前です。でも勤めていると、木地を挽く時間も体力も無かったし、父はもう80歳を超えていますから、教わるなら今しかないと覚悟を決めて、この世界に飛び込んだそうです。

チャレンジの道のり

初めての作品を製作した後、そのことが口コミで広がり、次々と依頼が入るようになったのだそうです。
今回だけ、今回だけと言っているうちに数を重ね、今日に至ると。
「もともと美術が得意だったわけでもなく父も私が会社を辞めることに反対だったので、後を継ぐつもりはありませんでした。しかし、作品作りを重ねるうちに、高齢となった父からもっと多くのことを学びたいという気持ちが強くなり、思い切ってこけし工人に専念する道を選びました。」と梅木直美さん。
また、普通のサラリーマンの家庭にあこがれたこともありますが、周囲の方々からの評価をうけて「すばらしい職」なんだと気づきました。
『私自身が専業になってから「こけしをつくっています」と言うと、賞賛されることが多いから、そこで初めて仕事としての魅力や大切さに気づかされました。』と。
 

現在の活動内容と側近の展示会

2013年からこけし工人として新たな一歩を踏み出した直美さん。
これを機に、これまで行っていた絵付けに加え、こけしの土台を作る『木地修業』も始めていらっしゃいます。
美しい丸みを作りだす技は、一朝一夕に習得できるものではなく、修一氏からの指導を受けながら『習うより慣れろ』の精神で日々鍛錬を積んでいらっしゃるようです。
作品は県内のみならず、全国にも発信。
横浜や大阪など(主に高島屋)で開かれる山形の物産展や大東北展、全国職人展、そして東北各地で開かれるこけしまつりなどにも積極的に赴き、実演や作品展示などを通して魅力を伝えている。
催事のお知らせ
期日 : 3月16日(水)~3月21日(月)
場所 : 京都 髙島屋 7階催会場 =第5回 大東北展=

今後の目標

最近では、こけし作りの技術を応用し、オリジナルのミニこけしや雛人形、だるまなども製作し、全国から注文が寄せられているのだとか。
また月山和紙や山形桐箱の職人とのコラボレーションを通して、新たな作品作りに挑戦していらっしゃいます。
こうした創作活動は『伝統を壊す』ことではなく、『伝統を守る』ことにつながる、と直美さんは考えています。
「伝統こけしの世界にいきなり入ることは難しいと思います。しかし創作・アレンジをした作品だと、かわいらしい雑貨を手にするような感覚で気軽に楽しんでいただけるのではないでしょうか。
そうしたきっかけで、徐々にこけしについて学びを深めていくと、最終的に求めるのは『本物』。
伝統こけしに辿り着くのではないかと考えています。
最近は伝統こけしに魅了された若い女性の愛好家が、関東や関西を中心に増えています。
伝統を離れて作品を作ることは、結果的に伝統を守ることにつながると信じています。」と。
番組内では、猫の顔を描いた“猫こけし”や背面に羽をあしらった“天使こけし”が紹介されていました。

「猫(ねこ)こけし」や「天使こけし」が買える天童市の蕎麦店「やま竹」

・名前:やま竹
・住所:山形県天童市久野本1-3-6
・営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)、17:30~20:00(L.O.19:30)
・定休日:水曜日
・電話:023-653-2116

人生の楽園より出典

人生の楽園より出典


店主の國井さんと飲み屋で知り合い、店内にこけしを置かせてもらっているのだそうです。
伝統こけしの他に猫の顔を描いた“猫こけし”や背面に羽をあしらった“天使こけし”など直美さんが考案したこけしも販売しています。
伝統を残しつつ、もっと多くの人にこけしを手に取ってほしいと工夫を凝らしています。

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