年が明けてからの楽しみなお出かけ行事の1つが『初詣』。
ただ、よくよく考えると、沢山の疑問が湧いてきます。
- 初詣はいつまでに行けばよいのか?
- 初詣はいつまでに行かなくちゃいけないのか?
- 初詣の参拝時間は何時頃が良いのか?
- お寺が良いのか、神社が良いのか?
なのでここでは、初詣にまつわる知っているようで知らない疑問についてまとめてみました。
初詣はいつまでに行けばよい?
初詣は、「いつまでに行けばいいのか?」というはっきりとした決まりはありませんが、おおよその目安として松の内に行くのが一般的です。
松の内とは?
松の内とは、歳神様という神様が、滞在している期間のことで、お正月に行われる行事は大体この期間中に行われることが多いです。
一般的に、門松やしめ飾りなどを飾っておく期間のこと指し、地方によって異なっていることがあります。
■関東では、主に1月7日まで
■関西では、1月15日までの小正月とする場合もありますし、1月20日の二十日正月までを松の内としている地域もあるようです。
なので、お参りする地域によって、その土地に併せた日時で参拝してくださいね。
初詣はいつまでに行かなくちゃいけないのか?
初詣の参拝は、一般的には松の内まで。
松の内をすぎると「初詣」とは言わなくなります。
ただ、◯◯までに、って決めつけるものでもないので、松の内をすぎると「初詣」とは呼ばないけど、旧正月頃までに行ってくと安心できますね。
初詣に縁起の良い時間は?
「大みそかの深夜から年明けにかけての参拝は、二年参りといってより功徳が積める」ともいわれているようですが、基本的には、時間の決まりはなく、縁起の良い時間というのもなく、何時でも良い というのが正解です。
深夜の初詣では1950年代まではそれほど一般的ではありませんでした。
大みそかの夜は、歳神様の訪れを家で待ち、元旦に神様とともに雑煮を食べた後に出かけるのが習わしでした。
初詣が一般化したのは明治以降で、夜中(年越し)に初詣に行くようになったのは、電車の終夜運転が始まった1950年代以降と、まだまだ新しい習慣のようです。
初詣はお寺が良い?神社が良い?
初詣については、お寺に除夜の鐘をつきに行った後、神社によっておみくじ引いて、なんてことはザラにありますね。
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- 初詣はお寺がいいのか神社がいいのか?
- ごちゃ混ぜでいいのか?
今まで、気にしたことはなく、調べてみると、これにも決まりはなく、神様のいる神社で1年の平穏無事を祈願しても、仏様(ご本尊)のいる寺で祈願してもどちらでもよいんだそうですよ。
日本は大陸から伝わった仏教を古来の神道と融合させています。
寺社を選ばずに参拝する習慣も日本独自の神仏習合がベースになっています。
なので、どちらでも良いが正解です</strong>。
また、大きな神社や有名な神社の方が、ご利益が大きいということもありません。
本来は、初詣も地域の守り神である氏神様にお参りするのが基本です。
まずは家の近くの神社にお参りし、お寺も、自分の家が檀家となっているお寺があるなら、まずそこに行きましょう。
まとめると
ここでは、初詣はいつまでに行けばよいのか、とかお寺と神社では違うのかについて調べてみました。
- 初詣は松の内までに行くのがベスト!
- 初詣の参拝時間は何時でもOK!
- お寺が良いのか、神社が良いのか?⇒どっちでもよくごちゃまぜでも問題なし!
初詣に関しては、おおよそ松の内期間に行くことが初詣という呼び方になっているだけで、この時間に、ここに行きましょう、という決まりはないようですね。
良く、「お参りは午前中に!」とも聞くのですが、それもあまり気にしなくて良いようです。
ただ、朝日が登る午前中は空気も澄んでいて、気持ちがいいものです。
エネルギー的には、太陽が沈む時間より登る時間の方が強いとも言われていますから、個人的には午前中の参拝が気に入っています。
また、神社でもお寺でもどちらでもよく、地域の守り神である氏神様にお参りするのが基本なので、まずは家の近くの神社にお参りし、お寺も、自分の家が檀家となっているお寺があるなら、まずそこに行きましょう。
自宅から少し離れていても、時々足を運ぶ気になる神社も、元気がもらえていいですね。
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