しし座流星群(11月6日~11月30日頃まで)が11月18日に見頃のピーク(極大)を迎えます!
しし座流星群は、過去に多くの流星嵐が記録されたことで、有名な流星群で、2001年11月18日深夜~19日未明にかけて、日本でも1時間あたり1000個を超える流星が観察されました。
ところが、2003年以降の流星数はガクンと減って、ここ数年間は、ピーク時でも1時間に5個程度の出現数です。
じゃ15分に1個位は見られるよね?と思いたいところなんですが、流石にそうもいかず、タイミングが良いと15分間に続けて2個位見えたりもするのですが、タイミングがズレると30分で1個も観測することもできなかったりします。
しし座流星群だけだと、見える数は少ないのですが、今の時期は
- おうし座南流星群(9月10日~11月20日頃まで)
- おうし座北流星群(10月20日~12月10日頃まで)
⇒ おうし座流星群2017
がまだまだ出現していますから、条件さえさえ良ければ流れ星自体は意外によく見えるんですよ!
しかも今年2017年の観測条件は、月明かりもなく日本を含む東アジア全体が好条!
ここでは、2017年の獅子座流星群の見頃のピーク時間や方向方角についてまとめました。
しし座流星群とは
しし座流星群の母天体はテンペル・タットル彗星(55P/Tempel-Tuttle)で、この彗星の公転周期は、なんと約33年。
そして、しし座流星群の流れ星の元となる塵は、地球と正面衝突するのに近い形で地球の大気に突入してくるので、すべての流星群の中で最高の速度です。
放射点の高度が低い時間帯は、流れ星は地球の大気層にほぼ水平に突入するため、長い軌跡を描いて比較的長い時間(数秒間程度)飛ぶ様子を見ることができたり、流星痕と呼ばれる煙の様な痕跡を短時間残すこともあります。
深夜2時頃に、放射点の高度が上がるにつれて、短時間で濃い大気層に流星が飛び込んでくるので、一瞬で消え去ってしまうのですが、濃い大気との衝突により光度が増し、火球と呼ばれる明るい流星を見ることができるようになります。
つまり、早い時間に見る流星と、遅い時間にみる流星とは見え方が違っているという面白い流れ星です。
また、しし座流星群は、ダスト・トレイル理論と呼ばれる流星群の新しい予報手法が適用されて、その理論の確立に一役買ったことでも知られるようになりました。
見ごろのピーク時間は?
流れ星のピーク時間は一番出現数が多い「極大」時間を指すことがおおく、その極大時刻は、
- 11月18日(土曜日)日付が変わってすぐのの深夜1:00です。金曜日の25:00の方がわかりやすいですね。
ただ今年2017年は日にちを遅らせて、
- 11月20日(月曜日)に日にちが変わってすぐの0:00~明け方にかけて(日曜日の深夜から月曜日の明け方にかけて)
が、一番観測しやすい時刻になります。
というのは、観測条件の大切な要素に、空が晴れて雲がないことが最低条件になるのですが、しし座流星群が極大を迎える18日の1:00は全国的に曇り空でした。
月明かりもなく、条件的には最高なのに全国的にお天気があまり良くありません。
今年はことごとく、流れ星の極大時刻がお天気に恵まれないなと思います。
台風だったり大雨だったり・・・
ただ15日を堺に、全国的にグンと気温が下がる予報が出ていますし、月曜日の明け方ってゆっくり流れ星を見る気分ではないkもしれないけど幸いにも23日(木)が祝日!
しし座流星群は出現期間が比較的長いので23日くらいまではかなりの確率で観測できそうですからお天気の良い日を見計らって夜空を眺めてみてくださいね!
どの方角方向を見ればいい?
- 方角は、真上です。
しし座流星群に限らず、流れ星は、四方八方から流れて消えていきますから、見る方角は基本的に「真上」です。
ただ、星も月も東から登って西に傾いていきますから、日にちは関係なく、早い時間帯は若干東向き、そして真上、明け方近くになると少し西向きのほうが見えやすくなるはずです。
まとめと感想
ここでは2017年のしし座流星群について見頃のピーク時間や方向方角についてまとめています。
極大時刻は
- 2017年11月18日1:00(17日の深夜25:00)
ですが、オススメは
- 2017年11月20日の0:00(19日のに日付が変わった頃)
ただ20日深夜から23日深夜あたりまでは好条件で観測できそうです。
来月12月は、ふたご座流星群が見頃になります。
この流れ星は、ピーク時には1時間に45個程度も出現する見ごたえのある流星でなので、こちらも楽しみですよ。
⇒ ふたご座流星群2017年の見ごろのピーク時間や方角方向は?
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